あらすじ
累計270万部の大ベストセラー!敏腕マネージャーと野球部の仲間が甲子園を目指して奮闘する青春小説。高校野球の女子マネージャーのみなみちゃんは、マネージャーの仕事のためにドラッカーの『マネジメント』を間違って買ってしまいます。はじめは難しくて後悔するのですが、しだいに野球部のマネジメントにも生かせることに気付きます。これまでのドラッカー読者だけでなく、学生から若手ビジネスパーソンなど多くの人に読んでほしい一冊。
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Posted by ブクログ
ドラッカーの「マネジメント」を読んだことがなく、内容も全く知らない状態でも非常にわかりやすく、普通にストーリーもよい。
「もしドラ」自体が、「マネジメント」の例え話しを詳しくまたは噛み砕いて教えてくれる。
モデルとなったのは、AKB48の峯岸みなみと聞いて、さらに驚いた!
Posted by ブクログ
読みやすくて、個人的にとても面白かった。
経営、マネジメントというと堅いけれど、人を活かすということ、共に働く人の関係性などの小さな場面を切り取っても使える内容が面白かった。引用の文章だけでは、理解が難しいところもあったけど、高校野球に置き換えて例が示されるのもわかりやすかった。
ストーリー的な青春の部分は、よくあるような気もしたが、マネージャー目線の野球小説はそれはそれで新しく楽しめた。
Posted by ブクログ
2024/03/29読破
一言 ストーリー性のあるマネジメント本
感想
海外で流行っているような、ストーリー×自己啓発×ストーリーテリングが合わさっているもので、勉強になりつつ、読みながら感情が揺らぐ感覚をおぼえました。主人公の感情になりきることで、どんな層でも読みやすく、スッと入りやすい文章になっていながら、深い知見があり、とても読みやすい文章でした。
下記は印象に残った点
P90
働きがいを与えるには、仕事そのものに責任を持たせなければならない。そのためには、①生産的な仕事、②フィードバック情報、③継続学習が不可欠である。
p119
成長には準備が必要である。いつ機会が訪れるかは予測できない。準備しておかなければならない。準備ができていなければ、機会は去り他所へ行く
p134
仕事を生産的なものにするためには、4つ必要
①分析。仕事に必要な作業と手順と道具を知らなければならない。
②総合である作業集め、プロセスとして編成しなければならない。
③管理である仕事のプロセスの中に方向づけ実と量基準と例外についての管理手段を組み込まなければならない。
④道具
p137
働きを持たせるためには、仕事そのものに責任を持たせなければならない
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「真摯さって、なんだろう?」
おもしろい。マネジメントについて分かりやすく書かれていて、そして皆を巻き込み変わって行く姿が書かれていて、感動した。
自分もそんなマネジメントができるようになりたい。
Posted by ブクログ
随分前の話題作で読んでいなかったけれど、アニメ好きの娘が表紙絵で興味を持つかと買ってみた。よく組み立てられた小説で最後は泣いてしまった。マネジメントも読んでみたい。話題になった頃に読んでいたら、少しは人生が変わっていたかもしれないと思った。経済学、経営学、もっと勉強したい。
Posted by ブクログ
本棚から断捨離するつもりで読み返したら、めちゃくちゃ面白かった。ドラッカーのマネジメントのエッセンスを青春小説仕立てにするという企画に負けないほど、筋もよく練られている。
もしドラを読み返したら、また本家の「マネジメント」も読み返したいと思った。
audiobook.jpでオーディオブックを購入して、iPhoneでも聴いてみることにした。
経営者は必読書です
マネジネントすることは、計画的にしながらも一人一人をしっかり見ながら、この組織でどうマーケティングするかまで鋭く分析しないといけないのだと分かりましたが、それはとても夢のある最高の仕事だとこの本を読んで感度を覚えました。
Posted by ブクログ
正にタイトル通りの物語で、ドラッガーの著書「マネジメント」を参考に、都立高校の弱小野球部を甲子園に出場させるまでの活動を描いている小説。
ドラッガーの「マネジメント」は有名なビジネス書で、私も名前だけは知っていたが、どうもビジネス書というものは抽象的な記述が多くて、想像力に欠ける私には不向きと思って読んだことは無い。
この本は、抽象的であろうビジネス書「マネジメント」を高校野球部という組織で具体的に展開しているという意味において、大変興味深く読むことが出来た。「マネジメント」の副読本にしても良いのでは等と考えてしまう。。。
言ってしまえば、「全ての思考は、顧客から始める」ということなんだろうな。。
ただ、物語の後半部分に涙を誘う展開を持ってきているのは、やはり小説かな。。この展開は必要だったのかな?と思ってしまう。
この本も、ドラッガーの「マネジメント(エッセンシャル版)」も同じダイヤモンド社から出ているのが面白いね。この本のおかげで、「マネジメント(エッセンシャル版)」も売り上げが大きく伸びたんじゃないだろうか。もし、私が、まだ会社勤めをしていたら、「マネジメント(エッセンシャル版)」を買っただろうなぁ。。。
Posted by ブクログ
野球に関して造詣が深くないのですが、それでも終始、胸熱で読むことができました。そしてなにより、組織における“マネジメント“とはなんたるかを大変分かりやすく教えてくれる本でした。
マネージャーの根本的な資質は真摯さ。
“人のマネジメントとは、人の強みを発揮させることである。“
顧客(相手)が求めているものを“マーケティング“によって明らかにして、それに応えるための行動をひとつひとつ実践していく。組織の中で価値があり、必要とされ、求められる働きができるためには、自分本位ではなく“顧客からスタートする。“
私は全然分かっていなかったなぁと大事な気づきをもらいました。
自分の仕事や家庭内でも活かせそうな引用がいくつもありました。P.F.ドラッカーのマネジメント【エッセンシャル版】もぜひ読んでみたいと思いました。
Posted by ブクログ
研修で講師がお勧めの一冊。
マネジャーは必ずしもその道の専門家である必要はない。
専門家とマネジャーは役割が異なるからだ。トップダウンの項目は勉強になった。自分の担当以外の最終意思決定に関与しない。これは心に留めておきたい。
Posted by ブクログ
とても読みやすく、わかりやすく面白かったです。
ドラッガーのマネジメントは読んだことがありません。作中に出てくる引用を見てもどう生かすねん、と思いながら読んでいましたが、
少し無理やりな部分もあった気がしますが、納得感ある結果に繋がっていたように感じます。
なるほどね。と思わされる部分はいくつかあり、原著についても興味を持てました。
セオリーを具体に落とした本
ドラッカーのセオリーを実践する形で具体に落とした本です。しかもその具体の話が楽しめるという素晴らしい本でした。セオリーを具体例で説明してしまうと,その抽象度が下がって利用する場面が限られてしまうこともある一方,抽象度が高いままでは,どう使っていいかわからないこともある。というジレンマの中で,抽象から具体へと,感情を媒介して話が作られているということに驚きました。例えば,「顧客とは何か」を高校野球で具体として考えた部分などがすばらしかったです。素敵な本をありがとうございました。
私がこの本を知ったきっかけは,あつみゆりかさんの,1冊まるごと「完コピ」読書術でした。
ところで,BookLive ではドラッカーのマネジメントが読めないのでぜひ追加して欲しいです(エッセンシャル版はみつけましたが元の本がみあたりません)。
Posted by ブクログ
妻が一昔前に買ってきて本棚にあった本書を何気に読みました。
ドラッカーなんて読んだことないですが、その一端を読んだ気になりました。
社会に対して価値あるもの(コト)の提供を目的として、携わる個々人の欲求や特徴を把握し、正しく戦略を以て努力、配置する事で、社会に価値を提供し、結果、携わる個々人も成長するといったところでしょうか。
終盤はたたみかけるようにドラマチックな展開で一気に読めました。
改めて面白い試みだなと本書を評価したい。
Posted by ブクログ
2010年に読んだ本を再読。
これほどまでに覚えてないのかと思うほど内容を忘れてしまっていて、おかげで初めて読んだみたいな感覚で読めた。
正直、文章力はイマイチ。
だけど、ドラッカーの「マネジメント」入門書としては素晴らしい内容だ。
ドラッカーの「マネジメント」は素晴らしい本だが、なかなか理解が難しいため、何度読んでも理解しきれなかった。
しかし、この本ではそのエッセンスが分かりやすく描かれている。
まだマネジメントについて理解できていない、私を含めたマネジャー諸君には、ドラッカーの「マネジメント」を読む前にこれを読むことをおすすめしたい。
Posted by ブクログ
みなみは直感を大事にした。考えることが得意ではない彼女にとって直感は、これまでずっと自分を助けしくれた大切なナビゲータだった。
〇〇の定義
「野球部」は「顧客に感動を与えること」
部員は従業員であり一番の顧客:他に親や高校野球ファン
ドラッカーを読いだことないしたかいつまんで知れた。
みなみは〜と自己主張のような文にしつこいなと思いつつ、読めば小説でありながら自己啓発本のような、経営本をかじったような内容も含む。
流行った頃に1度読んでいたが、月日も経っており新しい気持ちで読めた。
いわゆるワールドワイドな著者で何十万部と売れたヒットビジネスor 啓発本は、私は全然読めなかったのでこのくらいの物語から抽出されたものを読むのがちょうどいい。
こんな夢話は、現実にはそうそないのかもしれないけど、ここの野球部のマネジメントに携わっていたマネージャーは、社会人になっても、きっと有能だろうと思う。現実に、日本の企業で上に立つものが、こうマーケティングができるのは稀なことだと思うのが主観。だが、外資や海外の能力考慮の働き方をとある高校、弱小、野球部に持ち込んだお話。
Posted by ブクログ
「もしドラ」の名前は聞いたことがあったけど手に取らなかった本
読みやすくて2時間位で読めた。
病気に友人が亡くなる件は、できれば家でちゃんと涙を流して読みたかった。下手だけど自分はそういうのが好きなのだと気付かされた。
Posted by ブクログ
仕事で役立ちそうなこともたくさんあるけど、自分が部活の運営していた時に読んでおけばよかったと痛感する本。
過度な感動を煽るところはあったかもだけど、程高を取り巻く渦が大きくなっていく様は読んでいて気持ちよかった。
Posted by ブクログ
読みたいなあと思ってから早十数年、ご縁があり今回読破しました。小難しいマネジメントのイロハが、高校野球を題材にわかりやすく具体化されていて、とても読みやすかったです。マネジメントが必要になった時、ドラッカーの『マネジメント』と合わせて読み返したいです。
Posted by ブクログ
現実の世界は、この本のようにはうまくはいかないが、組織のあり方を考える上で参考になる部分は多かった。
「真摯さ」とは何か?
原著であるドラッカーの「マネジメント」を読んで、理解を深めていきたい。
マネジメントの入口として
ストーリー式で、わかりやすくマネジメントについて学べたかと思います。初心者向けの内容になるのかとは思うのですが、最初に読む本としていいのかもしれません。この本で前知識を得たうえで、より深く学んでみたいなと思いました!
Posted by ブクログ
サクっと読める。
「感動」という野球部の定義に共感できなかったが,それでも面白かった。読み物としてもそれなり(文章はこなれた感じがしなかったが)。
しかし,マネジメント関係の本はしばらく先に回したいな。
Posted by ブクログ
ドラッカーのマネジメントに興味が湧き、そう言えば有名な本があったなぁと思い立ち読んでみた。
結果としてマネジメントの本を読みたいと感じた。
少しドラッカーの本を読む期間になりそうな予感。
最後の怒涛の畳み掛けで、少し現実に引き戻された感はあったが、おもしろかった。
Posted by ブクログ
小説としてはちょと幼稚というかレベルの低いライトノベルのような感じだったけどドラッカーの『マネジメント』に興味を持てたのが収穫かな(笑)そして挿絵の部分が・・・・。ちょっと外で読むには恥かしいかも。『マネジメント』を読んでみてから再読してみたらまた違った感じなのかな(笑)
Posted by ブクログ
ドラッカーの知識0で読むと雰囲気は掴める作品。
しかし、ドラッカーとフィクションを混ぜる試みが上手くいってるかは微妙。無理にドラッカーの言い回しを入れ込むことで作品が読みづらい印象。小説の展開もご都合主義な場面が多い?
Posted by ブクログ
野球部の女子マネが間違ってドラッカーの「マネジメント」を読んでしまう…。経営学に基づいて弱小野球部を甲子園に出すための奮闘。青春物語としてもきちんと感動させる良著。
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(2009)岩崎夏海
#読書好きな人と繋がりたい
Posted by ブクログ
ずいぶん前に話題になっていたため読んでみました。マネジメントの重要さを野球部という想像しやすいものに置き換えて学ぶことができました。ドラッカーの『マネジメント』は一見すると部活動などには当てはまらないと思いがちですが、様々なものの見方を変えるだけで、応用できるのだなと感じました。また文章も読みやすく、ドラマもあるので面白かったです。
Posted by ブクログ
「マネジメント」を読者に理解しやすいように描かれた、実用書。
実用書としては、非常に分かりやすく飽きずに読める。
しかし、物語として、小説として読むには展開が稚拙だ。
Posted by ブクログ
ストーリー展開は思った通りでも、ドラッカーの絡ませ方が楽しめた。真摯さの欠如は決して許さないに心打たれる。真摯さとは。人材育成の前に自分が真摯に向き合っているのか。迷ったら自身にまず問いたい。
Posted by ブクログ
内容は兎も角、この本のお陰でドラッカーのマネジメント(エッセンシャル版)を欲しくなって入手しました
(いま、その本に沢山の書き込みをしています)
良い本巡り合わせてくれて感謝です