【感想・ネタバレ】中学レベルの英単語でネイティブとペラペラ話せる本!【CD無】のレビュー

あらすじ

10年以上、日本で英語を教えている人気のカリスマ英語講師が、日本人が犯しやすい英語の間違いを指摘。どうすれば、ネイティブにより通じる英語が話せるようになるかを、わかりやすく解説する英会話の本。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ネイティブの視点から、ここをこう工夫すれば英語が楽に話せるようになるということが色々書かれています。

著者の英会話教室での指導経験から日本人が一番間違えているのは、
「時制」それから必要以上に「難しい単語」を使おうとすること。

1. 「時制」がいかに大事か、逆に言えばそれを正しく使うことがコミュニケーションの円滑につながることを説いています。

「現在形=日常的にしていること、習慣」≠今していること(進行形)
この認識はもちろん知っていましたが、本当に大切なんだと気付かされた。

あと、everの本当の意味も興味深かった。
ever=「いままでに」と思いこんでる人が多いと思うけど、
むしろ「一度でも」と捉えるのが正しいということ。
ex.Have you ever been to New York?
のeverは強調にすぎず、everなしでも文意は同じ。それが現在完了。
ex.Do you ever go to a gym?(ジムに行ったりする?)
この現在形の文で使われるeverは、「たまには」っていうニュアンスを表すらしい。

またeverが皮肉の表現に使われることもあるらしく興味深かった。

2. 必要以上に難しい言い方を日本人がしていることについて
よく日本人が使う例として、
ex. I haven't decided the destination.
みたいに「行き先=destination」としているがネイティブはまず
こんなふうには言わないと書かれていて苦笑してしまった。
というのも、自分自身、以前海外旅行で飛行機に乗った際に、乗継国で
添乗員に
「My final destination isn't here.」
みたいなことを喋っちゃったから。

自然な言い方は、
「I haven't decided where I'll go.」
のように、疑問詞を使った名詞節にすればよいとのこと。
これは他にも、your feeling→How you feel のように実に簡単に
幅広く使えるので、ぜひ自分も実践していこうと思った。

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2012年06月09日

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