あらすじ
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広島県第二の都市・福山市には、地元に人気のサッカークラブ「福山シティFC」があります。
中国社会人リーグ(J5相当カテゴリー)所属ながら、その観客動員数はJ3クラブ(プロチーム)並を誇っています。
その人気の秘密が、地方クラブとは思えない戦略的なサッカークラブ経営と傑出した地域貢献の姿勢。
福山シティFCは、地域とともにコロナ禍を乗り越え、J3クラブに匹敵する売上を上げ、自前の練習場を保有し、行政連携やM&A、ホールディングス経営、地域教育や街づくりまで幅広い挑戦を続けています。
本書は、その軌跡と、スポーツビジネスの課題と大いなる可能性、そしてトップチーム(J1で闘う)に向けてのチームビジョンをクラブ代表の岡本氏が、余すことなく赤裸々に綴った一冊になります。
【目次】
第1章 挑戦のはじまり
第2章 本当にスポーツビジネスは稼げないのか?
第3章 地域共創型「福山モデル」の設計図
第4章 クラブ経営の「稼ぐ力」を鍛える
第5章 シン・クラブ組織論
第6章 “NEXT STAGE”へのキックオフ
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Posted by ブクログ
この本を読むことがすでに福山市のまちづくり、地域活性化の一部になっていた。
福山市に生きる人の顔や、日本の地方の課題やこれからの可能性を具体例や数値をもって感じられたのが面白かった。
“もし同じ街にいたらサッカーのこと知らないけど一緒になって挑戦してたかも。”と
(自分は住む街に対してここまでの熱量を人生で持ったことがないくせに)そんなことを想像してしまうくらい、単純に人生の時間の使い方を羨ましく思った。
「クラブ紹介や経営本じゃなく、実体験の記録と実践知の共有です。」って書いてあるくらい、読んで欲しい人が浮かぶ作りで人に話しやすいのも良かった。