【感想・ネタバレ】私文ホワイトカラーが AI・コンサルに仕事を奪われない働き方戦略のレビュー

あらすじ

現在、日本のサラリーマンの労働シーンというのは1つの歴史的転換点にあるように思います。AI・ジョブ型人事制度の導入・外注化(コンサル活用)という大波が、あらゆる階層の労働を嘗め尽くして、全てを、多くの労働者の目線では必ずしも望ましくはない方向に変えようとしています。

私文ホワイトカラー。
私立文系大学を出て、事務職と言われる仕事に就いたサラリーマンを呼称する表現です。数学での受験を回避して大学進学し、特別なスキルを持つことなく、メンバーシップ型雇用下での社への忠誠で世渡りをしていく我々は、来るべきAI化・ジョブ型時代において真っ先に刈り取られる存在として名前が挙がります。

申し遅れましたが、自己紹介をさせてください。
株式会社板橋 東京中央支店と申します。
40手前で、しがないサラリーマンをしております。
私自身、私立文系大学を出た「私文ホワイトカラー」としてAI・ジョブ型雇用・外注化に怯える日々です。

我々とて座して死を待つわけにはいきません。我々にも暮らしがあり、生き残らなければならないのです。
そこで本書は、特別なスキルを持たない私文ホワイトカラーが、これからの激動の時代をどうしたら生き残る確率を1%でも上げることができるかを考える1冊です。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

私文でない私が読んでも共感できる内容。
内容が身にしみるようになったのは最近で30代半ば。
そこそこやってきたつもりですが、もっとやればよかったという後悔と今からでもできることはあるという気持ちにさせてくれる一冊。
20代でこのマインドを持って仕事できるのがいいので若い人にこそおすすめ。

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2025年12月11日

Posted by ブクログ

キャッチーなタイトルではあるが内容はサラリーマンの地に足がついた仕事論。全体的に異論は無い(当たり前、正論と言われればそうかも知れない)。
仕事をするなかで悩むことは多々あるけれど、書いてあるとおり目の前に向き合うのが一番なのだよなという所に結局は帰着するなあと改めて思うなど。

ただ、著者が新卒で入った企業が(ブラックな面もあり辛い思いはされたのだろうけれど)恐らく大企業だったのだろうとは思うので、そこは考慮して読むべきかも。

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2025年11月09日

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