あらすじ
本の街・神保町に,韓国の本とちょっとしたカフェ〈チェッコリ〉はある.店主の金さんは九一年に韓国からの留学生として来日し,その後いろいろあって,今では出版社〈クオン〉を経営しながら,本を売ったり作ったり――.日本と韓国文学との架け橋として尽力してきた著者が見つめる,文学の可能性.『世界』好評エッセイ書籍化.
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Posted by ブクログ
「お互いの違いを認めあいながら混じり合うことがとても自然に行われていて気持ちがいい。」という一文に心から同意。「良いものを良いと感じ、心ゆくまで楽しめる時代となった」と続く。が今それが少しずつ脅かされていくのではないかと感じる時がある。
著者が「このような瞬間のためにどれだけ多くの人が努力してきたか」と思いをはせるように、「良い時代」が続くためには努力を積み重ねていかないとなんだなと思った。
Posted by ブクログ
言葉に対する感度が高い方だなぁという印象。
読んでいくうちに出版社「クオン」を立ち上げた方だとわかってびっくり。韓国文学がここまで日本で読めるようになったのはこの方はじめ、広めようと努力してくれた方々のおかげなのだなぁと感謝。
Posted by ブクログ
昨今の韓国文学の知名度アップで、ずっと気になっていた韓国関連書籍専門の書店&出版社を立ち上げた金承福さんのエッセイ。
韓国ドラマ、K-POPの次には韓国文学がくると信じて
ずっと突き進んで来られた甲斐もあり、最近の韓国文学がこんなにも身近になってるように思います。
(一夜でこんなに日本語翻訳された韓国文学が読めるわけではないですからね)
それにしても金さんの文学愛、詩への愛がすごい!と読んでいて感じました。私は小説はよく読むけれども詩は苦手なんだけど、ちょっと詩集も読んでみたいな、思わせてくれました。
小説などはどこまでも作り物語ではあるけれども
そこにはその時の国の情勢や市民の生活も織り込まれてることも多い、だからこそもっと韓国文学を読みたいな、と思わせてくれました。(韓国は好きな国なので)
そして読みたい本も何冊かしっかりチェックさせてもらいました。少しずつ韓国文学も楽しんでいこうと思うし、
いつか、いや必ずチェッコリに行きたいです!