【感想・ネタバレ】辺境伯の罪深き執愛 献身の乙女は甘く淫らに囚われるのレビュー

栢野すばる / 小禄

『献身の術』で辺境伯カーティスを救い、代償として声を失ったシア。虐げられて暮らすなか、彼が村を訪れる。復讐を誓い、利用するために近づくけれど――「君と永遠にこうしていたい」真っ直ぐな言葉に心揺さぶられる。「俺の側から離れるな」熱い唇に貪られ、身体を深く穿たれて。憎いはずなのに、彼への愛おしさと快楽に溺れてゆき……。深まる執愛に心も身体も囚われる背徳ラブ！

[匿名 · ★★★★☆]

自分が声を失う原因になった男に復讐するべくハニトラを仕掛ける、ちょっと珍しいタイプのヒロイン。
虐げられているけど自分の意志を失わずに生きようとするたくましさが好ましい。
ヒーローはとても純粋なタイプかと思わせておいて、徐々に明らかにされる彼の闇。
なんだかんだお似合いの2人でした。