あらすじ
児童書で史上初!2024年、本屋大賞にノミネートした『放課後ミステリクラブ1 金魚の泳ぐプール事件』シリーズ、ついに第8巻!
今回は「サンタクロース」のミステリ!
・累計40万部突破!
・イチバン売れてる小学校中学年向け児童読み物!(2025年上半期、CANTERA調べ)
(あらすじ)
「ね、サンタクロースっているのかな?」
クリスマス前の夜。1年生からそんな不安を聞いていたときに見たのは、サンタクロース!? サンタが体育館のかべをすりぬけていて……?
4年1組、辻堂天馬・柚木陸・神山美鈴、通称「ミステリトリオ」が動き出す!
「ぼくは読者に挑戦する」
名探偵辻堂天馬の挑戦に、キミはこたえられるかーー?
超人気ミステリ作家・知念実希人が本気で書いた「子どもたちが人生で初めて読むミステリ小説」。
殺人事件はない。でも、トリックは本格的。
ありそうでなかった、親子で楽しめる一冊です!
漢字にはすべて、フリガナつき。
「大人のミステリ小説とまったく同じ手法で書きました」
BY 知念 実希人
<目次>
1 サンタはどこにいる?
2 アメ玉をさがせ!
3 落ちていたボタン
4 クリスマス会のきおく
5 サンタはとってもいそがしい
6 夜の学校で名推理
7 天馬君のかべぬけチャレンジ
8 サンタの正体
9 サンタがまちにやってくる
エピローグ
おまけ1 グリーンランド国際サンタクロース協会サンタクロースにしつもん
おまけ2 知念実希人さんGurin.さんにしつもん!
おまけ3 空良君のかき方
おまけ4 天馬のミステリ小説紹介
挿し絵には、キャラクターがとっても躍動的な「Gurin.」さん。
2026年夏に第9巻を刊行予定。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
サンタを信じる空良くんが可愛い。
さて、サンタが壁をすり抜けた謎は、なんとなくそうかな、と予想はできたけど、あれやそれがそこにつながっていくとは。
和也くんとも、なんだかんだでいい関係になってきているようで微笑ましい。素直じゃないところも、また微笑ましい♪
次も楽しみ。
Posted by ブクログ
シリーズ第8巻。
いま読むにはふさわしいテーマ。
サンタクロースっているのかな?って、もちろん信じている1年の空良君は、6年生の和也にいないって言われてしょんぼりしているところに4年のミステリトリオの3人に会う。
話しているところで、視界のすみにサンタクロースが?
体育館まで追いかけるが、サンタはどこへ行ったのか?
体育館の中では、一条先生と真理子先生だけ…
まさか壁をすり抜けた⁉︎
落ちていたアメ玉に白いボタン。
1年生のクリスマス会は、トナカイのかっこうをしたジョージ先生がプレゼントを配ったようだ。
いつもの調子で、天馬君がサクッと推理する。
今回は、簡単だったかも。
しかし何年生まで、サンタクロースの存在を信じているのかなぁ…と。
4年生の孫娘、信じているみたい。
今回のおまけ
①サンタクロースにしつもん?
試験に合格したサンタクロースが世界に120人ぐらい活躍している。
②知念実希人さん、Gurin.さんに質問
子どものころに好きだったお菓子ではなに?で知念さんのハッピーターンとか歌舞伎揚というのが、リアルで笑えた。
③空良君のかき方
④天満のミステリ小説紹介
そして五人がいなくなる(はやみねかおる著)
ぼくはめいたんてい 消えた犬のえ(マージョリー・W・シャーマット文 マーク・シーモント絵)
少年探偵団(江戸川乱歩著)
あとがきに『話をしあう』ことでいろいろな知識や価値観を学ぶことができることを書いてある。
Posted by ブクログ
シリーズも8作も迎え、少し巻によってばらつきが出てきただろうか。いや、別に本巻がつまらなかったと言っているわけではなく。
娘もあっという間に読んでいたし、私も二晩でサクッと読み終えたので、相変わらず読ませるなぁ、というところで。
ただそれほど印象に残る話だったかというと。つまり面白い話と超面白い話があるわけなんだな。今作は面白いほうだったと。
読み終えたので明朝は娘とあーだこーだ言い合おうっと。そういう楽しみもあっていいのよね。次回作は来夏とか。
待ち遠しいなー。
Posted by ブクログ
子どもたちに大人気のミステリー第8弾。
子ども向けでありながら、毎度、驚くようなトリックの数々に圧倒される。大人が読んでも楽しめる1作。
今回はクリスマスならではの謎。
「壁をすり抜けるサンタさん??」
子どもなら誰しもが思う、「サンタさんは本当にいるのか?」問題。学年が上がるに連れ、いる!いない(=親)論争が巻き起こる。
今回の謎にも、その論争が絡んでいる。
「サンタさんはいない!」と6年生に言われ、不安にかられる1年生。その最中、壁をすり抜けるサンタさんを目撃するミステリトリオと1年生。
煙突が無い日本の家屋にも入って来てプレゼントを置いていくサンタさんなら、壁のすり抜けは朝飯前じゃん!と思いながらも、本当にすり抜けているのか??
地道に捜査を進め真実にたどり着くミステリトリオ!
今回のトリックは解きやすかったが、クリスマスならではの謎に心がホッとする。
大丈夫。サンタさんはいるよ!
Posted by ブクログ
今回は何が気になったかって、壁のすり抜けよりもサンタクロースがいるかいないか問題。
児童向けの本だし、読んでいる層にサンタクロースを信じている年代の子もいるはず。だからその部分がどう決着するのかの方が気になってしまった。
最終的にはうまくまとまっていたのかな?
最後のイラストでみんながプレゼントを貰っているところがすごく可愛くて、子供だけじゃなく大人もそこに入っているのが微笑ましかった。誰からのプレゼントなのかな?ってちょっと勘ぐったりしてしまう。
まだまだシリーズが続きそうなので次巻も楽しみに待ちます。
Posted by ブクログ
サンタクロースの実在性をめぐる物語。
あとがきは、話し合うことの意義。論破の否定。
あとがきまで含めて正統派の児童書。大人も読んだほうがいい。
Posted by ブクログ
ひらがな多くない?
ターゲットの年齢層下げた?
こんな感じだったっけ
おとなが読むと
漢字じゃないと逆に読みにくい
難易度はちょうどいい
そして次巻は
天馬くんのライバルが出てくるんですよね
しつもんコーナーは
フリですよね
「押すなよ、絶対に押すなよ」
ですよね
編集者さん、わたしは
ミステリー好きの
おとなだからわかってます