あらすじ
投稿作「闇の中」、デビュー作「LOSTPRINCESS」、増刊掲載の読切版「結界師」、増刊掲載作「フェイク」、ゲッサン掲載作「バースデイ」と描きおろしオマケまんがを収録!!
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Posted by ブクログ
●収録作品●
*LOST PRINCESS…デビュー作
*読切版結界師…その後連載作品となった『結界師』の元になった作品
*フェイク!…増刊号掲載作品
*バースデイ…ゲッサン掲載作品
*闇の中…投稿作品、佳作受賞
『結界師』の田辺イエロウ短編集。
『LOST PRINCESS』、『フェイク!』は少年誌!って作品ではないかと。
どちらかだと怪盗ものが好きだし、キャラクタ的にも『フェイク』の方が好みかな。
『読切版結界師』は以前にも公式本に収録されたもの。
主人公の名前や設定はほぼ一緒。
『バースデイ』は完全にギャグ。
両親に溺愛されている男の子のお話。
この作品の中では『闇の中』のみちょっと違う空気の作品。
どの作品にも全くコミカルなシーンがない、というわけではないけれど、現在の絵より少し線が荒い?のかな?
でも、それがお話の不気味さを増している気がする。
投稿作品を読むことができる、ということはファンとして嬉しい。
『結界師』以外の田辺先生の本を読むのは初めてでしたが、雰囲気としては現在に近付くにつれ明るい?
明るさの中に少しぞくっとしたりほろっときてしまう感じ、好きです。
次の作品も楽しみです。
Posted by ブクログ
田辺イエロウの独特な世界観・設定好き。キャラや背景の丁寧さはデビュー当時から変わらない安定さ。当時は、ミリペンで描いていたことも知り、不評ながらも描き続ければ変わるんだな~と。
Posted by ブクログ
投稿作の「闇の中」が凄く好みでした。
「フェイク!」や「バースデイ」も楽しい。
デビュー作の主人公は投稿作での主人公二人組の内の一人ですが、
二人組そのまんま出してくれてもよかったと思う位でした。
個人的なことですが、
田辺先生は投稿作とデビュー作ではミリペンを使用していらっしゃり、不評ゆえにそれ以降の作品をつけペンに変えたらかなり漫画らしくなったと書かれているのですが、
確かにミリペンで描かれた作品とつけペンで描かれた作品では画面のハリが全く違って見えました。
漫画の描き方などの本でもよく解説されることですが
作品全体を通して見るとここまで違って見えるものなんだなと実感することができました。
Posted by ブクログ
「結界師」まだ全部読めてないけど短編集のみ購入。
「闇の中」が読めただけでも大きな収穫。
デビュー前からこんな読み返したくなる話が作れるのは
やっぱり才能ですな。