あらすじ
ある日、上代愛果のクラスに、大門アスカという転校生がやってきた。一見イケメンの彼だが、自己紹介でいきなり「未来から来た」と言いだして教室は唖然。だが、クラスの男子・長ヶ部から「なんやねん、その設定」とダメ出しを受けても、アスカは未来人であることを否定しようとせず、「本当に未来人なら、公開前の映画のストーリーを言い当ててみろ」と試されることに…
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Posted by ブクログ
まず、
島本和彦さんが、今でも作品を描かれている、という事にビックリ。
自分が小さい頃には、既に有名な方だったと記憶しています。
それでいて、今に通じる絵柄、っていうのが凄いです。
で、作品についてですが、
テーマは、未来、時間圧縮能力、世界危機、未来人同士の対立、
そんな感じですが、
島本さんのテイストのせいか、全面的に軽いノリになっています。
さて、次の巻ではどんな謎が明かされていくのでしょうか。
楽しみです。
Posted by ブクログ
未来から来たことを隠さない未来人!それどころか自分が未来から来たことを証明しようとすらする!
背のでかいのが特徴なヒロインってのも新鮮。
SFコメディアクション、帯にも書いてたけど欲張りすぎなのでコメディーとして受け取ったらいいのかまじめに受け取ったらいいのか読んでてこまるけどこれは島本和彦だからしょうがない!と開き直るしかないのか。
プロならではのペンでの背景や効果の書き込みと、デジタル処理の効果の組み合わせという点でもちょっと気になる漫画です。
とりあえず謎があまり謎になってないので星三つ。今後に期待。
Posted by ブクログ
島本 和彦が挑む、本格SFマンガ。多分。
この人の限界として、真面目なのか、ギャグなのかわからないところはあるのですが、多分、きわめて真面目。
でも、この人の想像力とSFって、そんなにかけ離れていない感じがします。
Posted by ブクログ
島本先生の作品は好きで、実はそれとは別にちょっとトラウマな思い出も一緒にくっついてきてはいるが、それを今は忘れようと努めていますのできちんと推しておこうと思います。島本先生にはなんの罪もない!
気持ち悪い自分語りから始めてしまったが、本作はまだまだ始まったばかりのSF話。
主人公の大門アスカが、すごく素直な子でかわいい。彼が果たさねばならない目的をなかなか達成できず、彼の代わりに続々とやって来るアスカの仲間たちも、またバカみたいにまっすぐでかわいい。
現代人の長ヶ部くんは、もっとがんばってください。貴重な眼鏡成分だし。