あらすじ
伝説と真実の間のタイムスリップ・ラブ!
恋に溺れた亡国の王…って、この人のガラじゃなくない!?
伝説と真実の間に花咲くタイムスリップ・ラブロマンス!!
イーダ連合王国の史官ミアナは、100年前の史実を調査して正確な歴史書を編むのが務め。恋に惑い寵姫に溺れたあげくに国を失ったと言われる、東方枝国ウールスの〈恋死に王〉伝説を調べているうちに、突然100年前のウールス王国へタイムスリップ!
実際に会ったウールス王サグェンは、伝説に歌われているのとは大違いの傲慢な青年で…!?
歴史の渦の中に花咲く、スペクタクル・ロマンス
※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
歴史を調査しているミアナが過去に飛ばされて、調査対象だった王に出会って恋をするっていうお話。やっぱり、凪かすみさんのイラストはいいですよね。
こういうタイムスリップものって、最後をどう処理するんだろうっていつも思いながら読むんですけど、途中出て来たウールスの王子が、サグェンのひ孫とかでミアナと新しく恋をするのかと思ったら、サグェンが100年生き続けてて、本人と再会ってのは予想外でした。サグェンが生き続けるのならミアナの方が先に死んじゃうのかなって思ったら、ちゃんとそこで同じ時を生きれるようになってましたし。
最後まで読んで、サグェンが生き続けていることを知ると、ニィエが友人でいることを選び、ちびニィエも自分ではサグェンと一緒にいられないと納得したのが分かる気がしました。