【感想・ネタバレ】デッドプール・キラストレイテッド/デッドプール・キルズ・デッドプールのレビュー

あらすじ

『デッドプール・キルズ・マーベルユニバース』続編!
あこぎな創造主の搾取に苦しむキャラクターたちを救うため、デッドプールは(読者も含めて)マーベルユニバースを滅ぼした。
こうして、世界には平和が戻ったはず…だった。だがしかし、キャラクターへの搾取は止まるところを知らないではないか!
ついにデッドプールは、全ての物語の源泉を葬り去る事を決意する。それは、つまり…『白鯨』に『トム・ソーヤーの冒険』、『若草物語』に『フランケンシュタイン』あらゆる古典に止めを刺す事!
今、デッドプールと百戦錬磨の主人公達の死闘が幕を開ける!

デッドプール対古典小説の死闘を描いた異色作『デッドプール・キラストレイテッド』、デッドプール対デッドプールの究極の独り相撲を描いた『デッドプール・キルズ・デッドプール』。2作をカップリングした待望の「キル」シリーズ第2弾、ついに登場!

2013年03月:Deadpool: Killustrated #1
2013年04月:Deadpool: Killustrated #2
2013年05月:Deadpool: Killustrated #3
2013年06月:Deadpool: Killustrated #4
2013年09月:Deadpool Kills Deadpool #1
2013年10月:Deadpool Kills Deadpool #2
2013年11月:Deadpool Kills Deadpool #3
2013年12月:Deadpool Kills Deadpool #4

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Posted by ブクログ

ネタバレ

デッドプールが何かを殺害しまくる「キルロジー」三部作の2部・3部が収録された一冊。
第1部と言える「キルズ・マーベルユニバース」がダーティな作風で、その非道さを楽しむような話であったので同じような感じかと思いきや、どちらも雰囲気がまるで違ってとても興味深かった。

デッドプールが古典文学の登場人物を殺害して回る「キラストレイテッド」は、一方的な虐殺ではなく抵抗する様子が見られるため、古典文学のキャラクターたちの個性的に振る舞う様子が読んでいて面白い。自分がもっと古典文学に親しんでいたらもっと楽しめたかもしれない。ところどころマーベルキャラクターにイメージを重ならせる(個人的にはこれはもっとやってほしかった)のも楽しい。

第3部となる「キルズ・デッドプール」は普段親しんでいるデッドプールが出てくることも相まって雰囲気がガラッと変わる。様々なモチーフの並行世界のデッドプールたちは一目見るだけで笑いにつながるキャラクターもちらほら。そんなキャラクターたちが殺し合いをして妙な結末を迎えるもんだからたまらない。第3部だけでも色々な人に読んでほしいと思えるほどである。

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2017年08月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

古典キャラとの戦闘が楽しい。そしてデッドプールバースとも言える後半の作品は何言ってるかよく分からなかったが、雰囲気は楽しんだ

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2021年08月26日

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