【感想・ネタバレ】シャーロック・ホームズの回想のレビュー

あらすじ

大レースの本命馬の奇怪な失踪とその調教師の惨殺事件を扱う「シルヴァー・ブレイズ号事件」をはじめ、ホームズが探偵業を始める動機となった「グロリア・スコット号事件」、兄マイクロフト初登場の「ギリシャ語通訳」事件、ホームズの衝撃的な失踪を描く「最後の事件」等12篇を収める決定版。

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Posted by ブクログ

 とても面白い話がたくさん詰っていた。

 ホームズの手法は現代から見れば古臭く感じてしまう時がある。科学捜査が発展した現代ではホームズのような捜査方法が役に立つ場面は少ないかもしれない。しかし、読者は彼の手品のような推理法に感心し感激してしまう。ドイルは読者に対して事件に関しては最低限、人間観察に関してはあまり情報を文中に示さない。だからホームズの突拍子なく見える推理は読者にとって思わず尊敬してしまうものになっているのだと思う。

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2016年05月27日

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