【感想・ネタバレ】妹を選んだ婚約者様、もはや貴方は要りません ~寝取られたら完璧な人生が始まりました~のレビュー

あらすじ

我儘な妹ばかりを優先する両親に嫌気がさして、生家を飛び出した令嬢・マリアベル。第一王子レオナルドの侍女として王宮で働く彼女は今日も大忙し。というのも、三ヶ月後に迫った結婚式の準備に追われているのだ! そんなある日、マリアベルは婚約者のオズワルドに呼び出され、婚約破棄を告げられてしまう。――それも、妹のリリアンがオズワルドの子を授かったという理由で。衝撃の裏切りによって、幸せ真っ只中からどん底人生になることを覚悟したマリアベル。しかし、そんな彼女を周囲の人間が放っておくはずがなく――どん底どころか、幸せがどんどん舞い込んでくる!? 虐げられ令嬢の逆転爽快ファンタジー、開幕! ※電子版は単行本をもとに編集しています

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主人公の生まれになぜそうされてきたのか最大のネタバレがありますが、試し読み部分で分かる通り、親と妹に不遇にされ婚約者も奪われた挙句そうなって当然だと肯定されてしまいます。ただ、自分たちに都合のいいことだけ聞いて行動する親と妹と婚約者たちは結婚式のとき、盛大な失敗を犯します。他の話でも甘やかすのは一種の虐待とまとめられているのを、この話では具体例込みで分かりやすく表現されてると思いました。また、主人公は妹や親からの自立を目指し失恋に傷ついても前向きに生きようという姿勢や、失敗に当たる結婚式で客観的に間違いを分析しながらも放置する親と違って妹に手を差し伸べたり、自分が不遇な立場でも相手を思いやる強さがあると感じました。

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2025年11月25日

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