【感想・ネタバレ】待ち合わせは〈本の庭〉で 吉祥寺・シェア型書店の小さな謎【無料試し読み版】のレビュー

あらすじ

ここは東京・吉祥寺にあるシェア型書店〈本の庭〉。
「棚主」と呼ばれる「小さな書店の店主たち」が店内に思い思いの本を並べて売る、この風変わりなお店には、いつでも小さな「謎」が集まってくる。

青春時代に親友と交換した大切な本の記憶を取り戻したい老婦人。製作者不明の同じZINEを買い続けるお客さんと棚主の攻防。書き込みだらけの「読み跡本」に込められた思い。この書店のはじめの一冊として「売り物ではない本」が置かれた理由――。

見逃してしまった誰かの「思い」が、時を超えて「謎」として目の前に現れたとき、
きっとこの書店の仲間は、それを解く手助けをしてくれる。
書物と珈琲の香り漂う、素敵で優しい「小さな謎解き」の世界へようこそ。

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ほっこり系ミステリー

書店とほっこり系ミステリーの組み合わせ ということで、他の作者の作品にも似た傾向の本があったのを思い出した。人が死んだり しない日常ミステリー系なので安心して読み進めることができる。語り口は柔らかくて読みやすいが、ちょっとテンポが悪いところがある。テーマとして取り上げている「棚主」という仕組みは、実際例もあるようだがなかなかに面白そうである。

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2025年12月14日

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