【感想・ネタバレ】バイリンガルの壁 子どものことばの発達をどう支えるかのレビュー

あらすじ

バイリンガルの人が羨ましい? 子どもはバイリンガルにしたい? けれどもそこにはさまざまな「壁」が立ちふさがっている.内外の研究の最新成果をもとに,乳幼児期に子どもが母語や第二言語をうまく獲得するために必要不可欠な環境とは何かを問う.周囲の大人にできること,すべきこととは? 大人の外国語学習の驚くべき効能も!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

英語圏在住だと、子供は外で英語しか使わない。家で日本語で話しかけても英語で返答してくる。
家の言葉と学校で使われる言葉、への配慮が必要。
語彙の数は、バイリンガルの子供のほうが少ない。
幼児にとって、日常的に耳にする言葉を聞き分けられるようになる=母語の獲得。
3歳までにバイリンガル環境で育つようになると、同時性バイリンガルと同様の発達を遂げる。学習に適した時期は臨界期という。生後10か月くらいまで。
新しい語彙を学習するスピードは、バイリンガルの子どものほうが遅い。おいつくのは69歳。語彙の獲得には臨界期はないので、いつまでも増加する。
バイリンガル環境では、切り替えが得意。

時々英会話に触れさせる程度では、早期バイリンガル教育には当たらない。
文法獲得の臨界期はもっと後になる。17歳程度ではないか。
日本の家庭に育って、英語で教える学校に通っても、日本語を失うことはない。
母語をしっかり獲得することが鍵。
同時性バイリンガル環境であっても、ネイティブのモノリンガルに比べれば英語に接している時間は短い=厳密な意味でネイティブにはならない。

9~10歳、抽象化が始まると、会話ができても授業についていけない子供が出てくる。4年生のスランプ。
言語学習は、長い時間が必要。日本語でも、中学生の会話や作文と大人のものとは大きな違いがある。
乳幼児期から二言語環境で育つことはもっとも効率が悪い言語獲得になる可能性がある。

日本生で日本育ちなのに年齢相応に日本語が発達しない子どもたちがいる=家庭環境での言語発達が十分でない場合。
父親が英語、母親が日本語の場合、発達障害として診断される場合がある。どちらかに統一するべきと医師にアドバイスされる場合がある。全体としては遅くなるが、問題ない場合もある。
生まれつきの発達障害か、2言語学習のためか、を見分けるのは難しい。

0
2026年05月23日

「雑学・エンタメ」ランキング