あらすじ
2013年4月、東京ディズニーランドは開業30周年を迎える。累計入場者数は5億人を超え、日本人ひとりひとりが5回以上訪れたことになる。東京ディズニーリゾートは、世界に5つある「ディズニーパーク」のなかで、もっとも集客数が多く、収益世界一の遊園地ともいわれている。本書は、常勝を続けてきた東京ディズニーリゾートの戦略を解明し、これからどこへ向かおうとしているのかを探る。さらに、東京ディズニーリゾートがこれほどまでに日本人に受け入れられてきた時代背景、社会的要因をも分析し、成熟消費社会・日本の深層を考える。
著者は、ロングセラー『ディズニーランドの経済学』(朝日文庫)の著者であり、ディズニーランドを経済的視点から分析した草分けとして知られる粟田房穂氏。
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Posted by ブクログ
今までディズニー関連の本と言えば従業員のホスピタリティや顧客満足度に関する話が多かったけど、オリエンタルランドの起業から埋め立て事業とTDLの誘致、時の運に恵まれて、、って話はなかなか興味深いものがあった。
Posted by ブクログ
時代とともに成長を続ける会社の秘訣が理解出来ます。時代の変化を読みながら、しかし、人を育てることをより大切にする考え方が、明快な会社の理念として受け継がれていることに驚きです。
Posted by ブクログ
ディズニーの歴史的変遷からビジネス視点で儲かる仕組みまで広く描かれていた。
ディズニーのビジネスは高い障壁だと感じた
以下の2点!
ディズニー流サービスの魅力
コンセプトの強さ
Posted by ブクログ
夢の国を作るまでと、ビジネスモデルを元朝日新聞記者が分析した本。本当に読んだのは新版のほう。膨大な土地を埋め立て、利権の巣窟の中で生まれた東京ディズニーリゾートがアーバン型のリゾート地として確固たる地位を占めた秘訣を開設している。天地人がそろい、まさにベストのタイミングで開園、ディズニーシーの開業と進んできたTDR。だけど、成功ばかりではない・・・。レジャー産業の勝ち組が勝ち組たる所以は、やっぱり「テーマパーク」として日本の先駆だったからではないか。流し読み程度で楽しめる本です。