【感想・ネタバレ】このまま100歳までおいしゅうございますのレビュー

あらすじ

食と酒と煙草を愛し続けながら、健康診断にいまも悪いところがまったくない88歳の食道楽が、健康に長生きする秘訣を自らの半生から探った自叙伝的健康論。
巻末に白澤卓二先生との特別対談「白澤先生、生き方上手な食道楽と意気投合」を収録。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

チェック項目6箇所。平成17年に政府が「食育基本法」を制定したとき、「食べることまでお上が口を出すなんて、とんでもない」と私は怒ったが、その後、さまざまな現状を見聞きするにつれ、致し方ないと思うようになった、戦後、日本の家庭の食卓が乱れて「何をどれだけ食べたらよいか」という大切な基本も忘れられてきた結果、目も当てられないほどの惨状になっている。生まれてから人生の最期まで、人の体は毎日の食事からつくられる、つまり食事の内容が命を決めているといってもいい、ところが毎日の食事が当たり前すぎて、ただの習慣になってしまうと、みんなその大事なことを忘れがちになる。日本が長寿世界一になったことがあるのは、医療の発達だけに負うものではない、お米やそれ以外の穀物、発酵食品、青魚など、世界が見習うべき伝統的な食文化が日本にはある、それを重んじない手はないでしょう。仕方がないので小学四年生の長女に下の三人を預けて出勤する以外なかった、心配してもきりがないのでナンクルナイサと家を出た。戦前までは女性がお酒を飲んだり、煙草を吸うことは、特殊な人たちは別として許されなかったことだった。私が日本のインドレストランで必ず飲むのがラッシー、ヨーグルトと牛乳を合わせた冷たい飲み物で、良質タンパク質源の牛乳が材料だし、日本人に不足しがちなカルシウムや、カルシウムの消化吸収率を高める乳糖のほか、ビタミンAとビタミンB2が含まれている。

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2013年07月12日

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