【感想・ネタバレ】回廊の陰翳のレビュー

あらすじ

京都市内を流れる琵琶湖疏水に浮かんだ、男の溺死体。親友の死に疑念を抱いた若き僧侶・蜷川賢了(にながわ・けんりょう)は、遺体から違法ドラッグが検出されたことを知り、調査に乗り出す。一方警察には、国宝級の仏像の不正売却を告発する怪文書が届いていた──。京都に君臨する巨大宗派の欺瞞を抉り出す、新・社会派ミステリー。「清張を髣髴(ほうふつ)とさせる作風」と評された著者の、松本清張賞受賞第1作となる意欲作!

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Posted by ブクログ

松本清張賞受賞の広川純氏の社会派ミステリー。
主人公賢了の学生時代の親友が水死体となって
発見された場面から物語は始まる。
明け方のまだ静かな疏水での発見から、
物語はグイグイとクライマックスまで突き進む。
サブ主人公とも言える森刑事の取調べの場面は
特に臨場感があり、私は好きです。

松本清張賞受賞した前作も読んでみようと
思います。

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2023年01月09日

Posted by ブクログ

大宗教法人の汚職をベースにした殺人事件。ストーリーは冗長。但し坊さんの世界の隠語の知識がついた。如来=女性、半通夜=短時間だけ女のいる店で遊ぶ、檀徒=なじみの女、瑠璃光如来=美人、独鈷加持=情交、内陣=女陰、成仏=婦女暴行など…

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2014年03月12日

Posted by ブクログ

京都本大賞ノミネート作品。やんわりした京都弁とお寺さんの社会がうまく合わさっていて、京都らしさは感じることができました。ただミステリーとなると、いま一つツメが甘いように思ったので☆3つ(^^;;

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2013年09月27日

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