あらすじ
貴族の仮面舞踏会に忍び込んだ町娘ヴァネッサ。洒脱な伯爵令息ジルベルトに甘いキスをされ、淫らな指に翻弄されてしまう。きっと遊び慣れた貴族の戯れ――夢のような夜が明け平凡な暮らしに戻った彼女の前に、なんと再び伯爵令息が! 舞踏会へ正式に招待され「今夜は帰したくないな、貴女のこと」と囁かれて……。彼の恋は本物? 私も彼のことが好き!? 甘い誘惑の夜の行方は!?
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Posted by ブクログ
この話は大好きです!
まぁエッチシーンは厳密には一箇所ですが、コミカルにお互いのすれ違いに気がつかずにだんだん惹かれていく男女ってところはよかったです!
ラブシーンは3箇所くらいはありますしね。乙女小説として充分です。
特に教会でのキスシーンはすごくよかったなぁ。
少し意地悪に彼女のうそを利用して罠にはめて、深いくちづけに持っていく様が細かく書かれていてよんでて楽しいシーンでした。
あとヒーローがヒロインを必死に口説いているのもよいです。
ヒロインはまったく気がついてないんですが、温度がどうやっても低く見える人っていうのは確かに存在しますしね。
言葉だけじゃなく態度でって言うのが本当によかった。
だからこそラストの二人が結ばれるシーンが非常に幸せな感じがして、あーよかった~って思えるというか。
ボケ役のヒーローと、つっこみ役のヒロインという構図もよかった。
番外で、ヒーローの従者の無表情な彼の話も書いてくれないかなー。