あらすじ
共産主義革命で解体されたはずのロシア帝国は、いかにして強大なソ連帝国として再建され、現代ロシアのプーチン体制へと至ったのか――。レーニン、スターリンからアンドロポフ、ゴルバチョフまで、法の上に君臨し、ソヴィエト連邦という「巨大な家族共同体」を率いた領袖たちの姿から、ロシア特有の統治原理を炙り出す。
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Posted by ブクログ
ソ連史をその指導者から読み解くことを機として書かれた入門的な書。塩川信明の書評も参考になる。
レーニン、スターリン、フルシチョフ、ブレジネフ、アンドロポフ、チェルネンコ、ゴルバチョフ、そしてエリツィンとプーチン。彼らの何となくのイメージは知っていても、その人となりや書記長になる前のキャリアを知れたのは興味深かった。フルシチョフのウクライナ党第一書記時代の政策や、アンドロポフとバフチンとの関係、またスターリン没後のベリヤ、マレンコフ、フルシチョフによる権力闘争など、ソ連のリーダーに注目することである種王道的な歴史の楽しみ方ができたように思う。
一方で、塩川信明が指摘するように、本書の主題となっている方法論、ソ連を家族的共同体として見る見方については、特に理由なく前提とされていたため、わかりやすい反面勉強していくと違和感を覚えていくものなのかも知れない。
Posted by ブクログ
ソ連からロシアまで。圧倒的な権力者たち。
レーニン、スターリン、フルシチョフ、ブレジネフ、アンドロポフ、ゴルバチョフ。番外でエリツィンとプーチン。
共産主義社会で法の上で圧倒的な権力を持つという偉大なる矛盾。彼らが権力を握るまでの粛清の過程。
特にソ連の歴史に、独ソ戦の影響が大きいことが印象的。