【感想・ネタバレ】仮想天使は魔術を詠うのレビュー

あらすじ

「本アプリケーションをインストールしますか? YES/NO」――原因不明の難病により声を失い、抜け殻の様になってしまった幼馴染み朱井彩葉(あかい・いろは)。彼女を何とか元気づけたい、もう一度彼女の歌を聴きたいと願った山賀連士郎(やまが・れんしろう)は、ネットの奥底で拾った出所の不明の音声合成ソフトに彩葉の声を組み込み、これをスマートフォンにインストールする。ソフトが起動すると同時に、彼の目の前に――画面の中では無く――現れたのは、彩葉そっくりの顔をした少女だった。「ハロー、我が創造主(マイ・クリエイター)! 私は燈音(あかりね)シンク、貴方が魔法を使う為の呪歌を詠唱するもの、呪歌詠唱用仮想人格(ガルドロイド)。魔法と奇跡の戦場にようこそ!」かくして連士郎は、ガルドロイドを用いた魔法使いたちの壮絶な戦いに巻き込まれていく。ライトノベル界の巨匠・榊一郎が紡ぐ、異色のボーカロイド小説!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

 幼なじみの失われた声を取り戻すべく、音声合成ソフトから生まれた仮想天使で戦う命がけの魔術大会に高校生が参加する話。

 ボカロ小説との触れ込みで読みはじめたが、むしろ普通にラノベとして読んでも十分面白い。ノリのいい仮想天使(ガルドロイド)との会話、発動する魔術を精細に描いた戦闘シーンに、命を懸けることの悲哀や幼なじみへの想いがからまり、感動的なストーリーに仕上がっている。あとがきで作者がこの作品を「ボーカロイドによるス○ンドバトル」と端的に表現していたが、的確と思う。私もこんな仮想天使が一人欲しい。

0
2013年08月31日

Posted by ブクログ

ネタバレになるから、改行



















最後の願いは、楼蘭童夢が傷つけた事実を消せでよかったんじゃないの?

0
2013年03月11日

「雑学・エンタメ」ランキング