【感想・ネタバレ】魔法師団の灰かぶり姫 極上の野良犬が押しかけペットになりましてのレビュー

あらすじ

魔法師団の紅一点で「灰かぶり姫」の異名を持つエリザは、長年付き合っていた恋人にこっぴどく振られた。
その帰り道「このクズ、飼いませんか?」と声をかけてきた浮浪者風の男をヤケになって自宅に連れ帰ってしまう。
ちょっと後悔するエリザだが、シャワーを浴びた男は色気のある美形で度肝を抜かれる。しかも料理も掃除も完璧!
しかし平穏な私生活とは反対に仕事は残業続き。魔法師団で調査中の違法薬物事件に元恋人が関わっていた上、隠蔽された魔法使いが関係する痕跡を見つけ――!?
陰謀が渦巻く大逆転ロマンス!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

他責感の強い幼なじみと自責感の強いエリザとでは、どちらにしろ破局してただろうなと思う。
そんなクズ男と別れ、その後拾ったのは、自称ヒモ男(イケメンかつ有能)という。
幼なじみはクズに育つし、ツンデレだと思っていたら最終的にヤンデレになった某キャラに好かれてしまったことといい、男運について真剣に悩んだ方が良さそうなエリザである。
最終的にヒモ男(実際の職業と立場はネタバレのため伏せる)と無事にハッピーエンドを迎えてくれたのでよかった。
彼の設定、昔彼女を慰めてくれた方だろうなと思っていたら、それ以上のものをお出しされた時には驚いたが。
後述するが、王道を少し外してくるんだよなあ。
そこがよき。

魔法師団唯一の女性かつ美少女(恋人はいたが処女かつ純粋培養並みの危機感の無さ)、それでいてそこらの男性より強いし、何だったら骨まで残さず消し炭にできるという、優位に立ちたい男にしてみれば厄介な存在のエリザ。
男社会や女性は子を産めばいいなんて古い価値観の中だとなかなかハードモードで生きねばならぬという。
ただでさえやっかみが多くて大変なのに、元カレが色々やらかすし、ヤンデレに襲われるし、気の毒すぎた。
ヒモ男がまともに見えてくる不思議。
彼は有能だし、一途だし、告白するまでは紳士だったから。

先がある程度読めそうで、王道を少し外してくるところ(例えば、ヒモ男とエリザの関わりや、元カレが渡してきたプレゼントの伏線など)が面白かった。
随分ハラハラしたけど、前述通り幸せいっぱいのハッピーエンドなので文句なし。
楽しい読書でした。

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2026年10月23日

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