あらすじ
パラレルな異空間を描く萩尾望都の最新作!“この世とはどこか違う”パラレルワールドにも似た空間を描く、萩尾望都の好評シリーズ・第3弾!
病弱な母を持つ少年・光一は、病院から帰ってきた母と、楽しい時間を過ごす。しかし夜が明けたとき、母の容態は急変して…!?
大好評の“生方さん”シリーズだけでなく、奔放な夜羽根に振り回される舞のせつない片思いを描く“舞ちゃん”シリーズほか、最新作を多数収録。幻想的な筆致は萩尾作品の中でも屈指の、保存版の一冊です。
感情タグBEST3
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「水玉」「シャンプー」「海と真珠」の夜羽根(ヨハネ)はいいキャラだ。チャラそうに見えてちゃんと舞の事を考えている。「いつもいいにおいしてる」と言われた時の舞に完全シンクロした。
ヨハネといえば、大島弓子の「ヨハネがすき」を思い出す。やすみに羽根をあげたヨハネ、ヨハネのもとを離れた妹。あのヨハネも凄く好きだったけど、こういう逞しい夜羽根もいいね。
「春の小川」で千田父さんが作った卵色の湯のみが素敵だった。
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「ここではない どこか」シリーズ第三弾。3冊目となり、登場人物も定まってきた。萩尾望都らしい幻想的な「メッセージ」シリーズとコミカルな恋愛もの、萩尾さんにはちょっと珍しい現代日本の何気ない家族の風景などの短編集。
山岸凉子さんが「他人の作品で久しぶりに泣いた」と評した表題の『春の小川』はもちろん素晴らしい。
けれど、15年ぶりに新しい命を授かる夫婦の揺れを描いた『百合もバラも』の美しさと言ったら、…。
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夜羽根のシリーズ、どんどん面白くなってくる。別の読みかけの恋愛小説はかったるくて面白くないのだが、舞と夜羽根の物語は、つっと胸に刺さってくる言葉やシーンがふんだんにある。
表題作の「春の小川」はモトさまの親子もの。あんなふうに母を恋うのは男の子だからだろうか。娘だとたぶんいろいろ葛藤がありそうだし。
大切な人が突然いなくなくことって、世界がガラっと変わってしまうような出来事で、受け止めるのが苦しい。
それにしても、夜羽根って誰かに似てると思ったら、木村拓哉に似てるんだわ。
少なくとも私はそう思った。あの目のタレ加減がなんともキムタク。
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短編集。
*水玉
*シャンプー
*百合もバラも
*花嫁
*海と真珠
*春の小川
「春の小川」が圧巻である。
母親を亡くした男の子。現実を受け入れない故に、と説明をつけてしまえばそうなのかもしれないけれど、でも、それだけじゃない。そういう奇跡みたいなものがあってもいいじゃないかと思う。
むしろ、そういうものを願う気持ちだけが、人をつないでいくものじゃないのだろうか。
「百合とバラも」
15年ぶりに妊娠した夫婦の話。
ただ純粋に妊娠したことを喜べない状況にあるのが、身につまされるというか、切ない。
そして素敵な<おまじない>
夫婦であることを考えさせられる作品だった。
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雑誌で読んでから絶対に買おうと、表題作『春の小川』の為だけに買って、損は無いと思うくらいに何度読んでも泣く。
誰かが居なくなる感覚は痛い。それがとてもよく伝わる。
表題作以外は割とコメディ。
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人が死ぬということ
人が死を受け入れるまで
を見事な短編にまとめた萩尾望都
すごい!!
私も母を19歳で亡くしました
どんなに会いたいと思ったか
会いに来てくれると信じたか
もう会えないとわかった時の絶望
幸せになることが母への供養だと思えた気持ち
それを
思い出しました
死を受け入れるのはつらいけれど
それを乗り越える力を
ヒトは持っています
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「がさつ」「どんくさい」「もっさり」の対極にある珠玉の読み切り短編集。憧れの王子様、バレエ、母恋い……かつての少女漫画のエッセンスがきっちり描かれて、さらにブンガクしてる。モー様、さすが!
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萩尾先生の漫画は、新刊が発売されると必ず購入します~♪
『ここではない☆どこか』は連作短編集的なシリーズで…この3巻も中心のストーリーはラブコメですが、歴史もの、親子の話も収録されています(*^_^*)
『春の小川』も良かったけど、『水玉』のカーテンも印象的でした☆
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シリーズ物の短編集です。表題作の「春の小川」も切なくてもどこか心温まる話で良かったのですが、「百合もバラも」という話が印象深いです。
高齢出産の域に入った妻が3人目の子供を妊娠して、出産する事になる話なんですけど、やけに具体的で実際にあった話だったんじゃないかな、なんて思います。
現代の日本を描くと違和感のある絵柄だと思うのですが、話が印象的だとそんな違和感も感じなくなります。
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天草夜羽根と浦島舞のお話が3篇。
このシリーズ、かわいくて、いいなあ。
ちょっとドキドキしたり、ほっとしたりして。
曖昧な関係にしてあるから楽しさが続くんだろうな。
あと、3篇。
予定外の子供の話。
イングランド王ヘンリー5世と婚姻することになるフランスのカトリーヌ王女の話。
これは新鮮な視点だった。
最後のタイトルにもなってる春の小川は、不覚にも泣いた。
クラスメートの千田君が言ってくれた言葉がね、聞きたかった言葉だよね。
会いに来たって。
卵色の着物。
優しいお母さんを彷彿とさせる色、明るい春の色。
他の色では成り立たなかったかもしれない。