あらすじ
AI研究者・今井翔太氏推薦! 最新技術×先行事例×世界4都市データで読むAI利用の赤裸々な実態 5つの未来予測! 世界4都市の調査で分かった感情領域を支える「愛着AI」の存在。ある女性は、お金の無心ばかりする母親との関係をAIに相談。AIは「母を愛していても、理不尽な要求は断っていい」と語り、関係を壊さずに断るための巧妙なメッセージ文まで提案する。豊富な事例と最新技術解説、専門家との対談から、人類とAIの新たな“関係性”を探る1冊。
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Posted by ブクログ
調べもののつもりが、いつの間にか悩みまで話している。AIとの会話が日常になりつつある人に、ぜひ読んでほしい一冊です。私も読書の感想をAIと話しますが、本書の事例を通じて、その関係の広がりに驚きました。
世界4都市の調査やインタビュー、専門家との対談から見えてくるのは、暮らしの中で頼られるAIの姿。「検索・発散・相談・愛着」という4つの分類は、自分がAIに何を求めているのかを考える手がかりにもなります。
面白かったのは、ChatGPTに相談内容ごとの「部屋」をつくり、ライフプランを考えたり、愚痴を吐き出したりする女性の使い方。以前はSNSに投稿していた愚痴を、AIに話すようになったという変化に、情報を調べる道具が「気持ちの受け皿」にもなる新しさを感じました。
同時に、理解してもらえた安心が、助言への信頼に変わることも気になります。人の言葉には慎重なのに、AIの言葉はすっと受け入れてしまうのはなぜなのか。
以前読んだ『AIに恋しちゃダメですか?』は、哲学からAIとの共存を考える本でした。本書に登場する人たちの暮らしに、そこで考えた愛着や信頼の問いを重ねると、身近な出来事にも新しい意味が見えてきます。具体的な使い方を知り、その関係が本人にとって何をもたらすのかを考える。2冊を行き来することで、読む楽しみも広がりました。