あらすじ
1900年春。日清戦争後、職業軍人の道を歩むことにした櫻井が派遣されたのは北京。
新任の駐在武官は、痩身で物腰が柔らかく軍人には見えない柴五郎という男だ。
「扶清滅洋」を掲げ勢力を増してきた義和団が、ついに外国公使館区域を包囲する。
立ち向かう列強11ヵ国の全く揃わない足並み……柴は各国の状況を踏まえた上で、新たに義和団に対抗する手段を提案する。
日本人の叡智と勇気を世界が認めた壮絶な戦いが今よみがえる。
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Posted by ブクログ
松岡圭祐『黄砂の籠城 上 改訂完全版』角川文庫。
2017年刊行の文庫を加筆修正。
日清戦争後の北京を舞台にした史実に基づいた歴史小説である。評判の高い割には、今ひとつ状況が上手く把握出来ず、頭の中で消化出来なかった。
1900年の春、日清戦争後、中国語を始めとする外国語が堪能な24歳の櫻井隆一は、職業軍人の道を歩み始め、北京に派遣される。北京の新任駐在武官は、痩身で物腰が柔らかく軍人には見えない柴五郎という男だった。
外国人を排除せよという『扶清滅洋』のスローガンを掲げ、勢力を増してきた義和団が列強11ヵ国の外国公使館区域を包囲する。それに対抗するために柴は、各国の軍人と義勇兵を動員し、外国公使館区域に籠城を決意する。
本体価格980円
★★★★