あらすじ
体の不調、不安でお悩みの方、一人で抱えずにお気軽にお立ち寄りください。当店はグレーヘアの女性店主とイケメン調理担当だけの小さなカフェ。新たな試みで「医者と話す健康相談タイム」を始めたところ、さっそく「頻尿すぎて、大好きな仕事で力が発揮できない」「義母に潔癖症と言われる」「肥満治療薬を使って痩せたい」など6件の相談が舞い込みました。丸山賢太医師、通称丸くんが傾聴し、お客様に寄り添って助言します。頂くご感想は「分かってもらえてよかった」。〝お悩み救済〟の新しい医療小説。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「自然の呼び声」
「糠漬けと不倫」
「小さな巨人」
「魔法の杖」
「長い夜」
「噓への処方箋」
6話収録の連作短編集。
舞台は『カフェ・カミナーレ』。
ここでは医師免許を持つ丸山賢太、通称”丸くん”が、ワンドリンク1500円で医療相談に応じてくれる。
頻尿、潔癖、低身長、肥満、睡眠障害、食中毒──悩みを抱えた人々が訪れ、丸くんと対話を重ねることで変化していく。
医療ものというより、心の処方箋小説。
読み進める内に、登場人物と共に心が軽くなっていった。
3時間待ち、3分診療と言われる昨今、こんな場所があればどれほど救われるだろう。
Posted by ブクログ
気になる作家さんだったので、読んでみた。
患者さんの話をじっくり聞いて診察したいという丸くん。
ただ、組織の中では生産性というか診療報酬を稼ぐという観点から嫌煙されてしまうのが現実だろうなと思う。
丸くんが関わったある患者さんの提案でお医者くんカフェができたわけだが、あったらいいなと思う場所ではあるけれど、現実的にはどうなのかな。ちょっと疑問をもちながら読んだ。
Posted by ブクログ
タイトルが秀逸。ほのぼの系で始まりつつも、だんだん自由診療の話や、嘘の症状。今時な内容もあってナイス。連載も再開しているそうなので、続きが楽しみ。