あらすじ
「今回の本は、怪談実話とホラー小説のコラボというテーマで……」作家の僕が受けた、一風変わった原稿依頼。それは人気怪談師・灯城奇異が語る怪談実話を題材に、創作ホラー小説を書くというものだった。だが灯城の集めた怪談には、なぜかいくつもの奇妙な共通項が見られる。山に打ち捨てられた手足のない人形。廃墟に踏み入った大学生を襲う凄惨な呪い。誰も入れないはずの中庭にいる女の子。そして祟りをもたらす謎の「箱」……。僕は怪異マニアの編集者・三原莉々子とともに、怪談の背後に潜む怪異の正体を解き明かそうとするが、時を同じくして周囲の人々の身に次々と異変が起こり始めた。やがて僕は、まるで何かに取り憑かれたかのように、ある禍々しい物語を書き始める――。八編の怪談と四編の小説。現実と虚構が重なる時、真の呪いが顔を覗かせる。異形の新本格怪談ホラー。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ面白かったです
それぞれの怪異の共通点を見つけて自分なりに結末を予想しながら読んでいましたが、最後…やられました笑
一部ではなくすべて怪異に操られて書いたんじゃないか、最初からこうするつもりだったじゃないか…とか色々考えてしまいます
Posted by ブクログ
面白い。妖怪好きにお勧めです。
作者のSNSによるとあるホラー作家に影響を受けているという。なるほどすごく納得した。作家とは誰か探るのも楽しみかと。
Posted by ブクログ
今年読んだ中で一番面白くて怖かった!
作中作にはある理由から似たような話が多いけど全く飽きない。むしろ共通点を見つけられた時の興奮でどんどん先が気になる。フィクションだけに終わらず、現実世界に呪いが浸み出してくるのも最高だし、最後…!素晴らしい一冊。