あらすじ
2001年。中学二年生の高津は鬱屈した毎日を送っていた。離島の由緒ある家に生まれたが、父は女性問題が多く、母は何年も前に家を出て行った。家政婦の女性に育てられたが、その彼女自身が父の不倫相手。しかも狭い島では住人たちに事情は筒抜けだ。そんな彼はひと目を避け、「神隠しの入り江」と呼ばれる立ち入り禁止の海岸に入り浸っていたが、ある日、入り江で倒れている若い女性を発見する。診療所に運ばれた彼女は意識を取り戻すと、野津みかげと名乗り、自分は2079年にいたと語る。19歳だという彼女と交流をしていくうち、未来からきたというみかげの言葉を裏付けるような事件が起こり・・・・・・? 名作『どこよりも遠い場所にいる君へ』の前日譚を描いた表題作に加え、シリーズからのスピンオフ短編4作を収録!
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Posted by ブクログ
夏になると読みたくなる一冊。
このシリーズが好きで、一作目の『どこよりも遠い場所にいる君へ』がアニメ映画化されると知って喜んでいたら、三作目が出ていたので即買いしました。
リアルではお近づきになれないと思いますが、口悪くて見た目も怖いのに、優しい高津さんが好きです。
高津さんが主人公で、高津さんの大河ドラマですか…!?(歓喜)という感じでした。
一作目、二作目のキャラクターも出てきて久しぶりに再開出来たような気分になりました。
頭の中で人物と年表を照らし合わせて読んでました。
Posted by ブクログ
いや〜やっぱねタイムリープですよ
譲れないっすそこは
だいたいまぁ戻っちゃうのよ
未来から来ようが、過去から来ようがだいたい元いた時代戻っちゃうの
タイムリープものってそうなの
つまりね物語の結末は「いなくなる」なのよ
これはもう間違いないの
だからもうタイムリープものって分かった瞬間もう悲しいのよ。゚(゚´Д`゚)゚。
ズルいわ〜
しかも本作はシリーズですからね
もう手に取った瞬間悲しいのよ
ズルいわ〜
そしてもうなんかぐるんぐるんするのも
タイムリープよね
しかも本シリーズはあっちでタイムリープ、こっちでタイムリープとタイムリープの多重奏
おお!なんかいい表現やない?
是非この「タイムリープの多重奏」を味わってほしいわ〜
Posted by ブクログ
一作目の「どこよりも遠い場所にいる君へ」から始まったこのシリーズ。10月のアニメ映画公開が待ち遠しい。
今回は高津が中学生の頃の話。あと何作かスピンオフが収録されてます。カバー表紙が綺麗で気に入ってます。気になってた人たちの大人になったその後が知れてよかった。
Posted by ブクログ
時間を超えた出会いという幻想的な設定の中に、孤独や家族への複雑な思い、未来への希望が丁寧に描かれていた。
傷つきながらも誰かを信じようとする登場人物たちの姿が胸を打つ。
切なさと温かさが同居する物語で、読み終えた後は星空を見上げたくなるような余韻が残った。
Posted by ブクログ
『どこよりも遠い場所にいる君へ』の前日譚、他4つの短編。
過去に同じような体験をしてたと思われる高津のことが気になっていたので続編が出てくれてとても嬉しい。
彼の苦悩や思いをよく知ることが出来たお話だった。
短編では、どこよりも~のラストで胸が苦しくなるくらいの切なさと優しさを覚えたのだけど、その時の気持ちが蘇ってきた。
今回も良かったけどやっぱり一作目が一番好きかな。
Posted by ブクログ
「どこよりも遠い場所にいる君へ」「また君と出会う未来のために」につながる物語。
その二冊、1年半前に読んでいるので、だいぶ話の内容を忘れていたが、読んでいる内に少しずつ思い出してきた。
表題作は、中学生の高津が入り江で2079年から来たと言う女性を助けたところから始まる2001年の話と、高津が入院した七緒から彫刻の制作を依頼された2015年前後の話、それらが交互に語られる。
「どこきみ」で語られなかった隙間を埋める、「どこきみ」を読んでいた人への特典みたいなお話。高岡という町、ちょっと気になる。
それ以外にも番外編4作。命が尽きる前の七緒、卒業前夜の和希、2030年にいた爽太、2069年のみずき、それぞれのエピソード。
「どこきみ」では七緒が1974年から2017年に来た話、「またきみ」は爽太が2011年から2070年に行って帰ってきた後の2021年の話で、「まだきみ」はみずきが2079年から2001年に来た話なのだが、そこで語られなかった番外編のお話に、私の頭の中は登場人物と時系列がごっちゃごちゃ。
まあ、細かいことは気にせずに、登場人物との再会を楽しんだら良いのだろうけどね。
館長の八宮って誰だと思ったが、和希だったな。この本では「月ヶ瀬」だったので、すぐに思い出せなかったわ。