あらすじ
△の中に●を書いてから、読み始めてください。
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Posted by ブクログ
主人公含めた三者三様のドロドロ、オカルティックな部分も逃げることができない拡散型の呪い、全体的にじめっとしているストーリーですが、一気に読めてしまうハラハラ感と爽快感が凄かったです!
Posted by ブクログ
タイトルからすでに惹かれた。新興宗教ホラーの匂いがぷんぷんで、「絶対好き!」と思って読み始めた一冊。
とても読みやすくて、グロさと怖さがちょうど良い塩梅で、気づけば1日で読破してしまった。
呪いのビデオのように伝播していく呪いの教典を、色々な人が好奇心や意図せずに読んでしまい、呪いに怯えながらも何とか生き延びようと模索する話。
特に印象的だったのは、気持ち良いくらい主人公がクズなところ。
これまで読んできたホラーでは、癖が強くても正義感を持った主人公が多かった気がする。こんなにヘイトをしっかり集めて「呪われて当然」と応援したくなる主人公は初めてだった。
命は平等と思いながらも、主人公の死を望んでしまう自分自身の醜い心が、読み進めるにつれて露わになる恐ろしさ、、、。
また、助かるために教典を布教して他人を犠牲にしていく方法が、まさに人間の本質を露わにさせる呪いだったのも印象深い。
Posted by ブクログ
現実と小説の間にある膜がすごく薄くなっていて、ところどころ穴が開いているような、そんな感覚にさせられた作品でした。三角と丸の件も、膜を薄くする効果が非常高かったです。
呪われた人の末路が非常に怖いです。筋肉がなくなる、骨がなくなる、内臓がなくなる、目耳がなくなるなどなど。ひんだり読んだことがない現象で興味深かったです。
声、音、臭いなどの描写も良かったです。読みながら、なんだか吐瀉物の臭いがしてきて、臨場感たっぷりに読むことができました。
Posted by ブクログ
めっちゃ怖い。
読者にも影響が及ぶ系って勘弁してほしい。
安全地帯から楽しめるからホラーもエンタメになるのに、自分にも実害があるならエンタメじゃない。
読まなきゃよかった。
Posted by ブクログ
「完璧な家族の作り方」が面白かったので楽しみにしていました。
最初に ひんだり が出てきた時には知らない言葉だと思って意味を調べてしまったくらい、違和感の挿入が自然で、モキュメンタリーとして読者を巻き込むのが上手い。
一方で、前作よりミステリー色が強く、謎解きをしたくなるんだけど、そうなると時系列がわかりにくく、ちょくちょく読み返す必要があるのと、キャラクター達の行動があまりに説得力に欠けていてそれがストレス。
笹倉が無茶苦茶すぎて、さすがに信頼できない語り手であると思って読んでいたら、(おそらく長期的に恐怖に晒されたせいで)壊れてしまった人でした、というのもちょっと納得いかない。
描写もいやらしく、ホラーとしては本当に怖いのでまだシリーズ(?)2作目の作者にちょっと期待しすぎなのかもしれません。
次回作も楽しみです。
Posted by ブクログ
なんというか、読んだことを後悔するような、かなり恐ろしい思いがするホラー小説。
どんどん読み進めてしまったけど、ああこれは読まなければ良かったなあと感じたのは、けっこう久し振りだったかも。
モキュメンタリーという感じでもあるし、いわゆる体感型という感じなのかな。
仕掛けはいろいろあって、かなり工夫が凝らされた内容だなと感じた。
すごく今風でもあるんだけど、もともとホラー作品ってこういうことだよなと感じられる一冊で、怪談であるとか都市伝説なんかが流布すること、そのものを題材にしたホラー小説という感じ。
Posted by ブクログ
宮崎県高千穂から始まった新興宗教・極楽教が掲げる「△の中に●を書く」そして「三つの教義」を知る、そんな聖典を巡る一連の怪死事件と教えの皮を被った呪いを拡散する主人公達、「ひんだり」という謎の言葉が不気味なホラーに仕上がっていて気味が悪かった。
Posted by ブクログ
可もなく不可もなく、登場人物のどれにも感情移入できる要素はなく、ただ淡々と読み進められた。
感染系。
あとがき で紙面を越えたメタ的な問いかけがなければ良かった。こういうのは紙面の中でだけで簡潔させてくれ、その演出が興醒めするんだ。またか。と。
Posted by ブクログ
所々気になる表現はあったけど一人称視点だからか、と納得。
これ系ははじめの儀式は絶対しないと決めてるけど今回もセーフだった。
はじめにやるかやらないかでどんな気持ちで読み進めるか変わるよね。自分はビビりだからやらなかった。
メインの登場人物が全員くせ者でヒトコワ成分も十分。
後味の悪い読者巻き込み系という感じ。
Posted by ブクログ
過去にあったとある宗教の取材ノートの聖典を見つけた主人公が、軽い気持ちで実行し、呪いにかかるというホラー。
呪いの感染が、呪いの元ではなく呪われた側が感染させていくリング形式で、退けるだけでまた戻ってくるというタイムリミットがあるので、人間のクズさが出てくるんだろう、というところ最初の方で一気に理解させられるので、構成のうまさと、純粋なタイムリミットへの焦燥感を楽しめるのが好み。
タイトルの信じ方というよりも信じさせ方のような気もするが、聖典というかっちりしたもので信じた時代、誰かと繋がるという共同体で信じた時代、露悪的というか煽って誰かを穴に落とそうとするようなネットリンチの時代と広め方が変わっていくのが面白く、口を開けてればいい神は、時代によっては楽だろうなとも思う。
主人公の徹頭徹尾のクズさも、こういう系統のホラーのラストを味わったとしても、なお爽快感が勝る。
Posted by ブクログ
「△の中に●を書く」、そして「3つの教義を知る」。
それだけで、幸福な運命が約束される。私は著者からそう伺い、これを実行しました。本書はその正しい信じ方をまとめたものです。
ある宗教と、その聖典の成り立ちの物語。
悪意に満ちたホラー小説です。
これを読めば、あなたも●と繋がれます。……あくまで自己責任ですけどね?
なんか、語り手の一人ががちょっとクズ過ぎて、「奴が何かしらの報いを受けるまで納得できん……」の気持ちで一気読みしたんですが、あまりスッキリしなかったな……。
ここまで利己的に他人を利用し尽くして呪いの真相に迫ろうとする登場人物って、ホラーにはあまりいなかった気がするので、珍しいななどと思ったり。