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Posted by ブクログ
過去にあったとある宗教の取材ノートの聖典を見つけた主人公が、軽い気持ちで実行し、呪いにかかるというホラー。
呪いの感染が、呪いの元ではなく呪われた側が感染させていくリング形式で、退けるだけでまた戻ってくるというタイムリミットがあるので、人間のクズさが出てくるんだろう、というところ最初の方で一気に理解させられるので、構成のうまさと、純粋なタイムリミットへの焦燥感を楽しめるのが好み。
タイトルの信じ方というよりも信じさせ方のような気もするが、聖典というかっちりしたもので信じた時代、誰かと繋がるという共同体で信じた時代、露悪的というか煽って誰かを穴に落とそうとするようなネットリンチの時代と広め方が変わっていくのが面白く、口を開けてればいい神は、時代によっては楽だろうなとも思う。
主人公の徹頭徹尾のクズさも、こういう系統のホラーのラストを味わったとしても、なお爽快感が勝る。
Posted by ブクログ
タイトルからすでに惹かれた。新興宗教ホラーの匂いがぷんぷんで、「絶対好き!」と思って読み始めた一冊。
とても読みやすくて、グロさと怖さがちょうど良い塩梅で、気づけば1日で読破してしまった。
呪いのビデオのように伝播していく呪いの教典を、色々な人が好奇心や意図せずに読んでしまい、呪いに怯えながらも何とか生き延びようと模索する話。
特に印象的だったのは、気持ち良いくらい主人公がクズなところ。
これまで読んできたホラーでは、癖が強くても正義感を持った主人公が多かった気がする。こんなにヘイトをしっかり集めて「呪われて当然」と応援したくなる主人公は初めてだった。
命は平等と思いながらも、主人公の死を望んでしまう自分自身の醜い心が、読み進めるにつれて露わになる恐ろしさ、、、。
また、助かるために教典を布教して他人を犠牲にしていく方法が、まさに人間の本質を露わにさせる呪いだったのも印象深い。
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