【感想・ネタバレ】花橘の書記官 ~史書も積もれば解となる~のレビュー

あらすじ

下級書記官の橘花は、ある日書庫の奥から、この国では読むことが禁止とされている歴史書を見つける。
実は橘花には前世の記憶があり、かつては歴史を学ぶことが大好きだったのだ。
禁じられているからこそ、この国をより知りたい――
食い入るように史書を読み込んでいると、太子殿下の護衛である雄偉に見つかってしまった!
帝室への叛意を疑われ、つい「賢者は歴史に学ぶもの」と反論した橘花を、雄偉は「面白い」と後宮の侍女として召し上げ、
さらに「暗殺を企む太子妃を探ってほしい」と無理難題を押し付けてきて……!?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

歴史は繰り返すというが、転生先の異世界でも、似たり寄ったりの事件は起きるらしい。
前世の歴史好きが幸いして(いや、災いして?)後宮での事件、専ら毒殺事件を、現代日本からの転生者が、歴史からヒントを得て乗り切っていくお話。
ついでに、腹黒そうなヒーローも引っ掛けるよ。
中盤以降まで、全然ヒーロー眼中になかった気がするが。

というか、彼が何故そこまで彼女に入れ込んだのか、最後まで読んでもいまいちよく分からなかった。
「おもしれ一女」で惹かれた気がする。
まあ立場が立場なので、こういう女性が出てきちゃ惹かれるのも致し方ないのか。

歴史好きというのは本当にオールジャンルのようで、中華風の世界に転生しておきながら、活かす歴史知識は中国史、ヨーロッパ史など実に様々。
歴史に学ぶとは、よく言ったものだと思えるほど、活かす活かす。

ついでに、彼女の容姿にも秘密があったのだが、これは転生系のお約束的なもので、彼女の容姿に関する云々はそこまで必要ではなかった気がする。
必要なら、ある人を脅す以外に使える場面があればよかったかなと思う。
もしシリーズが続くのであれば、最後に出てきたキャラへの対抗策にはなりそうではあるが。
如何せん、ヒーローが彼女を落とせていないので、例のキャラに対して使うのは、まだまだ先になりそう。
手ごわそうだ。

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2026年05月27日

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