あらすじ
致死率50%の未知ウイルス出現!!!
試されるコロナ禍の教訓と政府の決断!
緊迫のパンデミッククライシス小説!
歴史は繰り返す──。
同じ悲劇を繰り返さないためには、何をなすべきなのか。
国内で、正体不明のウイルスが出現した。
凄まじい感染力と致死率。飛び交うデマと陰謀論……。
日本消滅の危機すら迫る中、その撃退に挑むウイルスハンターたち。
果たして、我々はコロナ禍の教訓を生かし、立ち向かえるのか。
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Posted by ブクログ
コロナ禍後の世界。致死率が高く、感染力もある新たなウイルスが日本で発生。感染は拡大し、日本と世界がパンデミックに再び陥っていく。コロナで学んだ教訓を生かすことができるのか、が問われる作品内容。新型コロナウイルスが落ち着き、どこかで過去の出来事、と感染症や未知のウイルスについて意識が低下してきている「今」だからこそ「将来」に向けて読むべきだと、ページを捲る中でその思いを強くする。一般人である自分にとっては「結果的にそこまでする必要はなかったね」と言える方が、対処や処置、措置については良いのではないかと考えるのだけれど、それを実際に考え、実行する医療従事者や政治家にとっては「言うは易く行うは難し」という面も強いのだろうなと。だからこそ、作中に出来ていた涌田総理のような方がある意味輝いて見えたし、頼もしく思えた。現実にはどこまでこのような政治家が存在するのだろうかという純粋な疑問も湧くけれども。最愛の人との突然の別れは病気に関わらず起こりえる。けど、どこかでその日は「まだ先」「自分には関係ない」と心の奥底で思ってしまっているのも事実。きょう突然未知のウイルスに自分が、家族が、感染してしまったら・・・そう思うと日常の苛立ちなど些末なことだと思えてくる。来るべき未来への警鐘と捉え自分の来し方、考え方を見直しつつ、身近な人への感謝の想いを忘れずに、また陰で支えて下さっている方々がいつ何時もいることを忘れず、心の中で手を合わせ「今日も世界が平和で穏やかになりますように」と祈りつつ、ページを閉じる。