【感想・ネタバレ】自分事として向き合うための手控え帖 がんは運である?のレビュー

あらすじ

現在、日本では二人に一人ががんになると言われています。
もし自分ががんになったとしたら、身近なパートナーが余命宣告を受けたら、あなたはどうするか。
『こわいもの知らずの病理学講義』著者による、自分事として「がん」と向き合うための入門書!

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Posted by ブクログ

半年前、乳がんが判明し6月に手術、まさかの展開でもともと何冊か読んでいた仲野徹先生がこんな本出したんだ、と手に取ってみる。
まるで答え合わせをするかのように読んでいた。
私の身体のDNA、いつどこで傷ついてがんができたんだ?
不摂生していたわけでも、遺伝的なものでもなく、運だったんだと思う。定期的に健診していたから早く見つかり、主治医に全幅の信頼を置いて治療に臨んでいたから感情が揺れ動くこともなかった。なってしまったものはもうしょうがない、という感じ。
この本は、がんになったらどうするか、がんとはどんな病気か(ならない方法はあるのか、防げるのか、遺伝するのか云々)、がんは治るのか、身近な人ががんになったら?という項目でわかりやすく書かれている。
読んでいると、防ぎようもなかったし、なんで私が、と因果を求めすぎてもしょうがないなと思った。がんと診断された時よりも、生検の結果を待っている間のほうが不安だったな、という不確実性の状況のストレスを見事に言語化されていて、私のことどっかで見てた?と思うほど。

治療法に迷うがんと対峙した時、巻末にあった「今を犠牲にして未来の時間を稼ぐのではなく、今日を最善にすることを目指す」という言葉を思い出したい。

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2026年08月06日

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