あらすじ
北の海に囲まれたハイムル王国。『海の覇者』たちが世界を制した時代は遥か昔。いまは王政の怠慢で大型船の開発が遅れ国は衰退する一方だ。アルファ性をもつ第一王子ながら王位継承者として認められないまま城の離れに幽閉されているアレクサンデルは、そんな現状を憂いて密かに高速船の建造を進めていた。ある日、城を抜けだすことに成功したアレクサンデルは庶民を装って港町を訪れ、娼館街の用心棒・エミルと知り合い……。
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Posted by ブクログ
凄かったです!
アレクサンデルの置かれた状況が理不尽で、でもそれに不満を持ちながらも声を挙げずにいて、船を造る夢の為に城を抜け出し出会ったエミル。
そこでの民の暮らしを知り父でありる王の行うあまりの愚行さを恥じながらも今一歩前に進めずにいたのがエミルと愛を語り合い、その後すれ違いもありながらも(このすれ違いが苦しくて辛いけれど乗り越えていくのが良かった)国を変える決意と行動を起こす事が出来たのには感動しました。
ベータのエミルが実はオメガで、それはアレクサンデルと結ばれる為に発現が遅れたのかなと。
出会うべくして出会い結ばれた2人、2人の航海はどんな荒波に揉まれても乗り越えて行けると思いました。
エミルの芯の強さがカッコよかったです!
特典ペーパーでは甘い蜜月、ご馳走様でした。