あらすじ
着物が好き、という共通点は魔法のように垣根をとりはらい、出会ったとたんに旧知の友のように気さくにおしゃべりできることが、ほんとうに不思議で、楽しい。
同じ着物を20年、違ったスタイルで着られる小物の合わせ技や、着物でのフランス旅行に持って行ったもの・使えたもの・ムダだったものも大公開! さらに、意外と着物に合わせやすい洋装小物のポイントもおさえた、着物の世界が広がる一冊。
――普段着物を着る人がぐんと増えました。集まりの場もたくさんあります。フリマ、インディーズマーケット、お花見、旅行などにぜひ着物でお出かけください。(あとがきより)
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Posted by ブクログ
前に出た入門編の方がずっと充実していました。
ある程度着物を着たことがあって、七○とか読んでいる、カジュアル着物が好きな人向けです。
参考になる部分もあったのと、最後の方の着物のトリビアっぽいものが面白かったので、時々ぱらぱら開こうと思います。
Posted by ブクログ
これはタイトル詐欺。
以前出した本の続編的なものらしく、前のに合わせてこのタイトルなんだろうけど本当に知識ゼロの人向けでは決してない。
いきなりコーディネートから始まる本が初心者向けであるはずがない。
すでに着物を着られる人が一段上の楽しみ方をするための本。
手芸とか、ちょこちょこアレンジをくわえて生活を楽しもうとしている人は好感が持てる。
そんな、まめなおしゃれさん向け。
華道や茶道やなんちゃらで高級な使い方をするようなものではなく、普段着の気負わない使い方、というお固い専門家向けではないよという意味で「知識ゼロ」なんだと思う。
でも普段着にできる人を知識ゼロとは言わない。
内容自体は良いと思うしわからないなりに楽しそうだけど、着物の構造さえもわからない初心者には使いようがないや。
かけざんを覚えたくて「やさしいさんすう」を買ったらわかりやすく因数分解を説明してあった、みたいなミスマッチ。わかりやすいけどわかんないよ。
後書きにも「中級編」と書いてある。タイトルにそれを書いておいてくれれば(応用編のつもりで読めば)いい本なのに初級のつもりで読んじゃったからがっかりした。残念だ。