あらすじ
15万部超のベストセラー『瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。』『こうやって頭のなかを言語化する。』の著者で、業界トップ・コピーライターの最新刊。
コピーライターにとって一番重要なのは、じつは「書く」ではなく「聞く」ことって知っていましたか?
本書では、学校では習わない「聞く技術」からさらに一歩踏み込んだ、相手の言語化できていない思いと言葉を引き出す「聞き出す力」を解説。
シビアなビジネスの現場で培った実践的かつシンプルな聞き出しメソッドは、どの業種にも応用できる普遍的なものです。
聞き出し方が変わると、相手の言葉が変わります。
相手の言葉が変わると、世界の見え方が変わります。
本書では「あるある感」たっぷりの事例をもとに、すぐに試したくなるメソッドを紹介。
聞き出し力を身につければ、もう言語化の悩みに煩わされることもなくなります。
ぜひ、相手から深い言葉を引き出す「聞き出し力」を実感してください。
●こんな方におすすめ
・会議で参加者の本音を引き出したい人
・クライアントの曖昧な要望に振り回されて苦労している人
・部下との会話が事務的になって悩んでいる人
【主な内容】
第1章 すべては「聞く」ことから始まる
第2章 うまく「聞き出す」5つのルール
ルール1 まずは100パーセント受け入れる
ルール2「でも」は使わない
ルール3 相手の発言に共感も納得もできなければ、発言のプロセスを探る
ルール4 会話をする時は相手の片目を見る
ルール5 好きなところを一つ見つける
第3章 相手からより引き出す 4つのシンプル聞き出しメソッド
メソッド1 まず、出来事から聞いていく
メソッド2 必ず「追い聞き」する
メソッド3 自分が傷つくことを恐れない
メソッド4 相手が無言になる時間を歓迎する
第4章 ビジネスシーン別 聞き出しのコツ
ビジネスシーン1 会議
ビジネスシーン2 クライアントワーク
ビジネスシーン3 1on1
ビジネスシーン4 就職・転職活動での面接
ビジネスシーン5 テキストコミュニケーション
第5章 「聞き出す」の先にあるものとは
実践編 「聞き出し」におけるメモ活用
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
会議や飲み会など、聞くことが大切と言われているが、そのイメージを間違って捉えていることに気づかされた。
言葉の解像度を上げると、「聞く」ではなく、「聞き出す」が正しいと著者は言っている。
「聞く」は、相手の話に共感したり、気持ちを受け止めること。
「聞き出す」は、相手の頭の中にある、まだはっきりとしていない思いを、一緒に言語化していくこと。
このイメージの変化を自分の中に定着できただけでも、本著を読むことにより、成長できたなと感じた。
Posted by ブクログ
【学びたいこと】
荒木氏の著書をきっかけに、言語化ノートを続けている。
今回は、荒木氏が提唱する「相手の話を聞き出し、相手の頭の中を言語化する力」を身につけたい。
また、対話を通じて自分の思考も常にアップデートできる状態を目指したい。
【質問】
Q1聞き出す5つのルールとは?
Q24つのシンプルな聞き出しメソッドとは?
Q3聞き出すことにより、自分の思考をアップデートする方法は?
【本書の答え】
A1
安心して話せる場をつくる5つのルール
①まずは100%受け入れる。否定やジャッジをしない。
②「でも」は使わない。場がピリッとする。
③共感も納得もできなければ、発言のプロセスを探る。
④会話では相手の片目を見る。過度に緊張しなくなる。
⑤好きなところを一つ見つける。
「考えや感情を話すに値する相手」を目指す。
相手をよく見て関心を持つことが聞き出すスタート。
A2
①まず出来事から聞いていく(相手が答えやすい)
②必ず「追い聞き」する。「ちなみに〜」と新たな事情を探る
③本音を探る。最後に「正直どう?」と聞き、傷つくことを恐れない。
④相手の無言は歓迎。言語化の途中。じっくり待つ。
A3
・相手に問いながら、自分自身にも問いを向ける。自分なりの答えを探し、メモに書き出しながら言語化することで、自分の考えが見えてくる。疑問や気になった言葉も重要。
【本の概要】
本書は「聞き出す力」によって相手の本音を引き出す方法を示した一冊。
著者は「こうやって頭の中を言語化する」の著者で、電通でコピーライターを務めていた荒木俊哉さん。
・いい質問は出来事から聞く質問。「内容が変わった背景は?」
・相手の反応を見て「いつもより話してくれた気がする」「会話が自然とつながって掘り下げられた」という手応えを感じられれば十分。
・聞き出すことは、人生で一番嬉しいことにつながる。普段から聞き出すときは「相手に喜んでほしい」と思っている(例:何食べたい?)。ビジネスのときだけ発信モードにならない。
→ 聞き出す理由は「目の前の人に喜んでほしいから」
【感想】
・相手に関心を持つために「相手の好きなところを一つ見つける」という視点は、ビジネスではあまり意識していなかったので、すぐに実践したい。
・出来事から聞くという方法は、自分の思考を言語化するプロセスと同じで、取り組みやすく感じた。
・一方で、自分の言語化と違い、聞き出すことは相手あってのものなので、難しく感じた。
・そもそも聞き出す目的を「対話を通じて自分の思考をアップデートしたい」と設定していたからこそ、難しく感じたのかもしれない。本来は、聞き出すことで相手に喜んでもらうことに注力すべきだと感じた。
【実践すること】
・商談時に、相手や企業の魅力を毎回一つ見つける。
・聞き出す目的を「相手の欲求を満たすこと」と定め、相手にとって心地よい対話を意識する。