あらすじ
「ネジ」すら知らぬ時代、日本人はどうやって鉄砲を国産化したのか?
1543年の種子島銃伝来。それは単なる武器の輸入ではなく、日本独自の「リバースエンジニアリング」の幕開けでした。本書は、顕微鏡も測定器もない時代に、職人たちが五感を研ぎ澄ませて構造を解析し、西洋技術を「再創造」していった奇跡のプロセスを解き明かします。
刀剣鍛造で培われた高度な製鉄技術と、和算による数理的アプローチ、そして藩を挙げた分業・量産システム。そこには現代のエンジニアリングにも通じる、日本人の創造力のDNAが息づいています。戦国の工房から明治の工業化へと続く「科学する心」の源流に迫る一冊です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
当てはずれの一冊。
手にした途端内容が薄いなというのは覚悟したが、もっとメカメカの、火縄銃のリバースエンジニアリングの当時の貴重な記録に基づいた考察かと思ったら、全く違った。
全くは失礼か。
二丁の火縄銃を当時の鍛治がこれ作れって手渡されて、何もないところから観察して工夫して再現したよ。ネジが一番大変だったが、娘を外国人に嫁がせて技術習得したよ。頑張って、いいのができたよ!
まとめれば2ページくらいか。
多少の技術的工夫にも言及あったが、全然、メカメカを満足させてくれない。
後は江戸時代の知的ネットワークとか、幕末の鉄砲事情とか、火薬の工夫とか、現代の日本の若い技術者へのエールとか。
間違ってるとは言わないが、詐欺に近いタイトル設定だと思う。