あらすじ
寝坊癖が最悪の魔女、50年はよゆうに寝過ごす!?エリは樹海に住まう不老不死の魔女。そんな彼女には悪癖があった。とんでもない規模の寝坊をすること。偉大過ぎる魔力を持ってしまったこと。寝坊を繰り返しながらも謎の青年司書と共に、世界の変化を本に記して後世へ引き継いでいく。
...続きを読む感情タグBEST3
独特の柔らかい世界観
強い力を持ち、人ならざるものであるエリの生に寄り添った描写が柔らかく、暖かい。エリと短命の人間たちや、同じエルフ同士であるアリオウィストゥスとの関係性や交流を追っていたら序盤の伏線を一気に回収していくとんでもない過去が明かされ、ますます引き込まれる。世界観の骨組みが面白い。続きが気になる。
ノスタルジックなお伽話風のファンタジー紀行という感じ。
エリは少女の姿だけど長命でとってもつよつよな魔法使い。人間の里はすぐ滅んじゃうんだから…とかどこぞのフリーレンさまのようなのよね。
それでいて帰る場所、共に永い時を生きる同志なアリオウィストスという司書の友もいて、冒険の覚書を紙の本に残しながら買い出しだったり気ままにだったり旅をする。
短命な人間達が化け物や野生動物溢れる危険な生活で荒んでいるのに、エリだけ精神も強さも別次元にいるので、神話に立ち会うかのよう。
そんな変わらない永遠にまろんでいたら、終わりや変化があることを告げられる、この絶望感凄い。
エリはどう乗り越えていくのか、続きが気になる。