【感想・ネタバレ】王稜五閣の花姫御殿のレビュー

あらすじ

五国が交わる世界の中心には、神への舞を奉納するための巨大な演台、そして五国がそれぞれに建てた御殿がある。祭事を行い、世の安寧を司るのが祭神であり、各国の花姫候補から選ばれた祭神の伴侶が花姫だ。神気満ちる御殿の中では花の絵が実体化し供物として捧げられたという伝説より、絵心のある者が選ばれることが多く、舞の際にささげる花を育て、懐妊するまでを御殿で過ごす。懐妊後は祭神とともに国へ戻るが、祭神は国へ豊穣をもたらすため、各国は花姫を輩出すべく必死になる。だがどれも、貧乏な庶民の蘭花には関係のない話のはず――だった。しかし、ある出来事から絵の実力を買われた結果、花姫候補の姫君の側近として都で仕えることになる。さらには、病を罹った姫の身代わりまですることになってしまい・・・? 和製シンデレラロマンス!

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Posted by ブクログ

 面白かった。久しぶりにこの作者さんの、力は持っているけれど、ヘタレなヒーローの私好みの物語を読んだ。

 主人公は絵画馬鹿。焼き物の絵付けを生業としていたが、訳もわからないうちに祭神の伴侶選びの場に付き従って、花姫に絵を教えることに。この後はネタバレ。

 この祭神が、ヘタレでいい。肉食女子に10歳の頃から獲物にされかかったら、女嫌いも致し方なし?責任はその背中にずっしりとかかっているし、かと言って、いい加減に選べば国の存亡の危機になる。詰んでるやん。

 あぁ、この作者さんのこういう話がもっと読みたい。作風変わって行って当然なのだが、ヘタレなヒーローが無自覚なヒロインに振り回される物語も書き続けて欲しい。
 

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2026年03月04日

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