あらすじ
人は死の七日前、天使から“黒い手紙”を受け取る。
ルシもその手紙を受け取ったひとりだったが、
“消滅の日”を迎えても死ななかった――。
ルシは生き延びた理由を知るため、
フェルは天国へ帰るために、
堕天使イカリに導かれ、トサとフーニャとともに東京の研究所へ向かう。
そこでは、天国へ到達しようとする者たちの思惑が交錯していた…。
生と死の理をめぐる衝撃のダークファンタジー、第2巻!!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
人の、そして天使の人生観、生死感を問うとても嗜好に合った作品。xxxHOLiCに近い空気を感じる。
世界の設定が圧倒的に作品を支配しているせいで、1巻では割と薄めだった各人物のキャラクター性がキャラの増加に比例して随分と厚みが出てきた。天使も含めたそれぞれの相関関係も興味深く(特に無実?の罪で階級を剥奪されたフェルと飛び級した怠惰な天使トモに何があったのか面白そう……) 2巻にして物語が深化。
さらに天界にいるヤバそうな存在(黙示録の獣?)の匂わせもあり、この世界を構成する謎も一層深まる!この2巻でとても良い作品に出会ったと確信。
そう言えば読み始めた当初、てっきりイタリア舞台で描かれて翻訳時に日本(東京)にローカライズされたのかと思ってたけど、もしかして最初から東京舞台で描かれてる???この巻を締めくくる『アイドル愛野ビーナスの消滅儀式』のくだりとか、完全に日本のサブカル理解してる描き方……