あらすじ
宮城県北東部の海に浮かぶ大島。津波で孤立した島を救ったのは、小さな連絡船「ひまわり」だった――。「ひまわり」が大津波を乗りこえたエピソードは、国内外のメディアから多数取り上げられ、話題となりました。その船の持ち主、菅原進さんが島のみんなのために奮闘する姿を通し、大震災の深い爪痕から復興の光を見出すまでを描いた一冊です。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
昨日気仙沼に行ってきた。今更ながら震災の爪痕には驚かされました。ひまわりさんこと菅原さんご本人に会えて色々なお話を聞くことができました。今年3月で連絡船「ひまわり」は引退との事でしたが、まだまだ震災を語り継ぐ活動を続けていって欲しいです。ひまわりさんの勇気と諦めない努力に脱帽です。
Posted by ブクログ
宮城県気仙沼市の大島は東北最大の有人島。菅原進さんは中卒で漁師となり27歳で結婚してからもマグロ船で一航海2年は日本に戻らないような生活/結婚し子も生まれ家族と暮らせる暮らしのために、中古船を購入し、定期連絡船以外に「深夜でも一人でも(よほどの荒天以外は)届ける「海のタクシー」を始めて、急患や妊産婦などに感謝された/新築の家の床下収納庫に4Lペットボトル飲料水百本→十年後、震災で導水パイプが破損「命の水」/69歳、いち早く沖を目指し船を守る/「お金はいりません」ピストン輸送/その後も各三百円を被災者に寄付