【感想・ネタバレ】それでも光に手を伸ばす【電子限定特典付き】のレビュー

あらすじ

電子書籍限定特典:電子書籍末尾にPayaoからの特別メッセージと写真を収録。

◇ ◇ ◇

Xで200万人が共感! 新進気鋭の詩人・Payaoが綴る、人生と感情の記録

傷つけないように選んだ言葉。
忘れられないほど拙い愛。
祈るように、生き延びた夜。

すべての人の痛みと諦念に静かに寄り添うエッセイ集


収録内容

第1章 優しい人のための防衛策
第2章 傷跡から美しさは生まれる
第3章 自分の歩幅で丁寧に暮らす
第4章 不合理を愛するということ
第5章 絶望の海を優雅に泳ぐ

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

今年一番の推し本です。

生きづらさというテーマを扱う書籍は多いですが、感覚的・論理的・詩的な文体といいますか、そのバランス感覚が凄まじく、ひとつひとつの短いエッセイから受け取れる情報がとても多く、感動します。

著者が音楽家・詩人という経歴だからでしょうか。 文章の呼吸、改行のタイミング、言葉の温度感が、エッセイだけではなう「詩」や「音楽」に近いです。黙読していても、脳内で心地よいナレーションが再生されるような感覚になります。

内容は重いテーマ(うつ病や絶望)も扱っていますが、文章のリズムが軽やかなので、不思議と重苦しさがありません。 意味を理解しようと必死にならなくても、ただ文字を目で追うだけでチューニングされる。そんな読書体験でした。

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2025年12月02日

Posted by ブクログ

他人に気を遣い優しく振舞うことは出来ても、自分に寄り添い優しくすることは難しい。"私"を摩耗しながら生き延びる日々を送り、光を求めて綴った言葉たち。だからこそ心に切に響く素敵な一冊でした。
(KADOKAWA様よりご恵贈いただきました)

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2025年12月03日

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