【感想・ネタバレ】ぜんぜんダメでパーフェクトなわたしたちのレビュー

あらすじ

和田彩花氏推薦!
「ぜんぜんダメだなと思ったとき、ここに戻ってきたい」
29歳でうつになり、30歳からは毎年冬季うつ。
休みながら、自分を責めずに生きるコツ
劇団贅沢貧乏主宰、ドラマ『作りたい女と食べたい女』などで注目の若手脚本家による初のエッセイ

1章 ほんとうは冬眠したい
2章 より良く生きたいだけなのに
3章 ぜんぜんダメでパーフェクトなわたし

「みんなの休んでもいいんだよ大臣になりたい」
「誰かをうらやましいと思ったら、それはその人の輝きの季節を見ているだけ」
「夢を叶えることが素晴らしいことなんだとしたら、叶っていない状態の今はなんなんだろう。夢のための伏線だろうか。人生は全部本線じゃないだろうか。」

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

感情タグはまだありません

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

ねこらむの『猫は死ぬべきではない』に頷きまくった!

ちょうど11月に入ってから自分も絶賛不調中で…夕方になるといつも不安になってくる。日照時間が短いせいだ!と言い聞かせするも自分の過ごし方や人生がダメなんだ…と落ち込んじゃうから、1章を読んでいて『わかる…とてもわかるよ』と共感。

しんどい時はゆっくり休めばいいよって周りに言われても、脳がバグってて休むことにすら罪悪感を感じてしまうから複雑な気持ちになるのも、とってもわかる!!

不安や焦りを感じて辞めるべきかも、環境を変えるべきかも…と変に行動しだしたり、好きなことしてる時や楽しく話してる時の思考の中にごめんねが入るところも似ている。

自分だけじゃないんだなって思いつつも、しんどいよねって読んでて胸が痛い。
冬のひんやりとした空気は清々しく思えて好きなんだけどね。

2章3章は自分と似てるなぁと思うところもありつつ、なんだかクスッと笑えるような話もあって…とても優しくて愉快な人なんだろうなと感じた。

過去の自分は夢を叶えることを大切に思ってたけど、今は吹っ切れた感じもあって…なんでだろうと思ってた答えがこの本で見つかった気がする。今人生で1番大切なことは幸福感なんだなって。

0
2025年11月19日

「学術・語学」ランキング