【感想・ネタバレ】ピングポング 1のレビュー

あらすじ

10億の借金を背負わされた少年・御門平は、謎の女・要睦月からのスカウトをきっかけに、裏社会卓球・ピングポングの世界へと身を投じる。平は借金を返済するべく危険な闇卓球に挑むが、そこで彼の秘められた才能が開花し…!? 欲望渦巻くクレイジーピンポンバトル、開幕!!

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Posted by ブクログ

10億の借金を背負わされた少年・御門平。突然現れた謎の女性・要睦月の提案で、10億の借金を返すために裏社会卓球に挑むこととなります。
その名も「顰愚碰喰」と書いてピングポング!

何だよ、この民明書房のようなネーミングは⁉︎
というところで心を鷲掴みにされてしまいました。

1セット11点マッチの勝負で、独特なのが舞台設定は何でもあり。
成金趣味丸出しの金ピカテーブルでも、隠れ家的バーの極狭L字カウンターでも、戦銭湯の中でも。それに付随したフィールドギミックも何でもあり、ということも相まって、『男塾』リスペクトみたいなものを感じます。おじさん世代にはたまらない、外連味とはったりの迫力推しが琴線を震わせますね。
こういうの好きです。

顰=ひそめる。顔をしかめる。ひそみ。
愚=おろか。つまらない。
碰=ぶつかる。衝突する。触れ合う。出会う。出くわす。
喰=くう。物をたべる。

それぞれの意味は上記なので、物語の設定上の意味をちゃんと持しているのだと思います。銭湯での一戦が近いかな。バーでの戦いは、ハードボイルドに寄っていたので、謙譲する時に使う「愚」の意味合いなのかなぁ、と思ったり。

まさかまさかの熱量の漫画に出会えました。
これだから、読書はやめられない。

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2025年11月30日

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