【感想・ネタバレ】北欧神話 解剖図鑑のレビュー

あらすじ

神々と巨人の最終戦争「ラグナロク」とは?
最高神オーディン、雷神トール、トリックスターのロキ、戦士たちを迎えるヴァルハラの館……。氷と炎より生まれ、世界樹ユグドラシルが支える壮大な世界観がイラストで理解できる一冊。

『指輪物語』をはじめとする様々なファンタジー作品に影響を与え、アメコミやゲームなどのモチーフにもなっている北欧神話。西洋文化の源ともなった唯一無二の物語が基本からわかります。創作の資料にも。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

・ゲームや漫画の元ネタでお馴染みの北欧神話をわかりやすく丁寧に解説してくれた本
・だいたいのトラブルの原因、ロキ
・戦いの中で死ぬこと以外は恥とされるヴァイキング文化は日本人には馴染みがない分、興味深い
・北欧として一括りにされがちなフィンランドはまた別の文化形態を持つということで、そちらもおもしろそう

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2024年10月22日

Posted by ブクログ

ヴァイキングに影響を与え、語り伝えられた、北欧神話。
世界樹ユグドラシルを中心にした世界での、神々や英雄の
始まりから滅びの神話を分かり易く解説する。
・まえがき
序章 北欧神話を知る前に 第1章 北欧神話のあらすじ
第2章 神々と巨人のプロフィール 第3章 英雄たちの物語
第4章 北欧神話の基礎知
索引、推奨参考文献有り。

スカンジナビア半島とデンマーク、アイスランド、
フェロー諸島に伝わる北欧神話。
それは「エッダ」と「サガ」で形成される神々の神話。
創世から、巨人・アース神族・ヴァン神族の抗争、
最終戦争のラグナロク、そして再生へ。
オーディン、トール、フレイなどの猛々しい男神に、
フレイヤ、ヴァルキュリア(ワルキューレ)などの女神。
そして騒動の元凶・ロキ。
巨蛇・ヨルムンガンドに巨狼・フェンリルなどの怪物。
王家に連なる神々や英雄には、転生のヘルギ、
竜退治のシグルズ、「ハムレット」の元ネタ、
ベオウルフの冒険など。荒らしい戦いと殺戮、
呪いに復讐、恋もある物語や伝承で溢れてます。
北欧世界の基礎知識では、ルーン文字と石碑、呪術、
北米にまで至る進出の歴史、ヴァイキングの社会と交易、
文化、住居、葬送儀礼、そしてキリスト教伝来まで。
漠然とは知っていたけど、神の名が脳内でごっちゃになって
いたので、いろいろ系譜があったのが良かったです。
ユグドラシルと九つの世界もやっと理解出来た感じです。

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2024年10月10日

Posted by ブクログ

いろいろな漫画やゲームの元ネタになっている北欧神話の初歩的な解説本。神話だけでなく伝承や中世頃の状況も説明されていて楽しい。
割と知っているつもりだったけど、二つの神族とか炎の巨人の出生とか基本的なところから全然あかんかった。

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2024年10月10日

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