【感想・ネタバレ】シリウスの反証のレビュー

あらすじ

冤罪被害者の救済活動に取り組む有志の団体「チーム・ゼロ」。ある日、彼らのもとに「助けてくれ。俺はむじつだ」と書かれた手紙が届く。それは、一家4人殺害事件の犯人とされ、30年近く収容されている死刑囚からのものだった。事件を調べ直すため、郡上市の現場へ足を運ぶ若手弁護士・藤嶋は、次第に科学捜査の恐るべき罠に気付いてゆく。だが再審への希望が見えた矢先、予想外の事件が起きてしまい――。緊迫の社会派ミステリ。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

読み始めた直後は、登場人物の多さや小堀と太田の冤罪の話が次々と登場し、「前作があるのだろうか」と感じるほど情報量の多さに少し戸惑いました。しかし、物語の背景が頭の中で整理されるのに従って、少しずつのめり込んでいったように思います。

とりわけ衝撃的だったのは、物語の要となる人物の突然の退場。加えて、真相に近づくほど強大な権力による妨害が重なり、この先ちゃんと事件は収束・解決するのかとう不安感が強烈な求心力となって一気に引き込まれました。

終盤の展開にはやや割り切れない思いが残ったものの、それ以上に没入感高く読ませる力のある一冊だったと思います。

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2025年12月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

法廷ものは独特の緊張感と重厚さがあるし、「人が人を裁くということ」といったテーマもあるので面白い。冤罪であるのなら、なぜ凶器に被告の指紋がついていたのかをメインの謎に据えておきながら、鑑定ミスだったというのは、普通の推理小説ならアウト。しかし法廷もので、指紋鑑定のやり方から詳しく説明されると納得できる。それに、そこに表れている考え方は優れて推理小説的だと思う。同一の指紋だと認定する方法は、一致点が十あろうが十二あろうが、結局、他人ならそれほど一致するわけがない、という常識的な判断でしかない。しかし明確な相違点が一ヶ所でもあれば、それは別人の指紋だと直接的に証明できるというのは、なるほどと思う。その場所にいなかったという証明は難しいので、他の場所にいたことを示し、その場所にいなかったことの証明とするアリバイの考え方に似てると思う。

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2026年06月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

良い。
冤罪をなくすために尽くす。指紋の鑑定が意外と難しいことが分かった。警察、検察の都合で捜査が操作される可能性があることがわかる。

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2026年03月07日

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