あらすじ
京都に越してきて一年が経つ、高2の鞠。同級生の翔と「和菓子同好会」を作ることにするが・・・。ある日、翔の兄が営む和菓子喫茶「あじさい」にて期間限定の「ひめ」を食べたいと言うおじいさんに会う。しかしメニューに「ひめ」はなくて!? 同好会の準備を進めるなかで、鞠は謎の真相と、おじいさんのある大事な想いを知ることに――。和菓子ミステリー第二弾。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
今回も季節に合わせた和菓子がキーワードとなる謎解きのお話です。
謎解きとは言えミステリーとかではなく日常系な謎解きなのは前巻と変わらずです。
主人公以外の登場人物は京都生まれ京都育ちのため会話は京都弁ですのでそれだけで何だか新鮮です。
京都弁って何だか柔らかい響きな気がしますね。
さて、エピローグでは京菓子同好会も無事に設立に必要な人数も集まり本格的に活動しそうです。
これは次巻も期待して良いのでしょうか?
主人公の恋物語も進展しそうで進展しないので若干モヤモヤしますから、そちらの進展も気になる所です。
Posted by ブクログ
和菓子同好会発足に向けて動き出した鞠ちゃん。
以前からの友人に加えて、後輩に先輩に仲間が増えてきて、彼女の世界が広がっていくことを祝福したい一方で、翔と二人きりだった閉ざされた世界が開かれてしまったことに、ちょっとした寂しさも覚えたり。
彼との接点が減ってしまってるんですよね。
何だったら彼と仲のいい女性の先輩が出てきたせいで、ちょっとギスギスしてしまった部分も。
本来の鞠ちゃんは、相手を気遣えるいい子なんだけどね。
特に最初の話では、そんな彼女の良さがよく出ていた話だったと思う。
だからこそ、終盤のギスギスさは読んでいて胸が痛んだ。
幸い翔くんの方が何とも思っていなかったのでことなきを得たのだが……お陰で、読後感はすごくよかった。
それにしても、水無月ってあんなに種類があったんですね。
下が白で上が粒あんのものしか知らなかったので、作中で事件になる程種類があることにびっくりしてしまいました。
他のタイプの水無月も気になります。
あと、若鮎。
知ってはいるけど食べたことはないので、いつか食べてみたいです。
今回も和菓子が(というか京菓子か)どれもおいしそうでした。