あらすじ
飛竜のリアンと海竜のヴァルハルトは、共に王国を守護する空軍と海軍の双翼として名を馳せる誇り高い竜の一族である。だが、真面目なリアンと奔放なヴァルハルトの相性は最悪で、会えば殴り合いに発展するほど険悪であった。しかし、飛竜の力が弱まる新月の夜に、リアンは弾みでヴァルハルトと一夜を共にしてしまう。以来、リアンに対するヴァルハルトの様子がおかしい。不幸な事故と割り切ろうとするリアンだったが、合同演習で海軍の軍艦に訪れた際、思いがけず真摯に仕事をこなすヴァルハルトに、徐々に気持ちに変化が生じ…?
【電子特別版】遠間千早先生の書き下ろしショートストーリー「とある彫刻家の呟き」を電子版だけに特別収録!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
めーちゃくちゃよかった
スパダリ×聡明美人受が大好物なのでささりまくった。正直受に常に優しい、受がぷんすこしてても常にlove!ってかんじの攻が好きなので最初受にツンツンしてるのが合わないかも。。と思ったけど途中からはスーパーイケメンタイムでよかった〜ピンチにちゃんと現れる安心感。
受も美人でかしこくてとても良い。
この先生は作者買いしたい。
Posted by ブクログ
☆3.5
しょっぱな、「快晴。雲は多いが・・・」から始まったので、言葉をちゃんと調べないタイプか、と期待は下がっちゃったんだけど、意外に面白かった。
まぁ、ちょっと悪役・・・特に叔父がお粗末で消えまくってたのが残念だけど。
あと、行方不明のお父さんが出てくるかと思ったら、なんの伏線でもなかったか。お父さんは何処へ・・・。古代竜とかもね。伏線でもないあんまり意味のない設定がちらほら。なろう発っぽいなという感じ。
ストーリーや設定は気になるところはあるものの、世界観やケンカップルぶりはとても良かった。
電子DMM
Posted by ブクログ
気持ちいいケンカップル!
飛竜のリアンと海竜のヴァルハルト。
お互い力は認めていても反りが合わないのにリアンが陰の日のために弱りそこで助けた(弱さに漬け込んだとも?(笑)) ヴァルハルトと一夜を過ごしてから関係が一変してしまいそこからヴァルハルトのリアンへの一途さが凄かったです。
それに対してリアンが戸惑いながらもヴァルハルトへの見方も変わってきて、その中でリアンの祖父と伯父の裏切りに苦しみ傷付きヴァルハルトを自分にとって失ってはならない存在だと気付けヴァルハルトからの「番に」に答えられたのは良かったです。
けれどまだこの時点でリアンが「好き」なのかが分からないと言うのがリアンらしかった。
2編目では祖父と内通していた人物を濯うのに関係してヴァルハルトと意思疎通が出来ず苛立ち自分で、と行動を起こしなってハラハラでしたがヴァルハルトが現れてホッとしました。
様々な事が片付きようやく2人きりになりそこでヴァルハルトへリアンが「好き」だと伝えられた時は拍手しました。
お互いにハッキリと言い合えるケンカップル、最高でした。