あらすじ
魔法杖職人の大利賢師はいつも奥多摩に引き籠っている。外に出る気などまるで無く、姿や言葉ではなくその類稀な器用さと天下一品の魔法杖によってその存在を世に知らしめていく。
先の流行病の大打撃に苦しむ東京は、北海道・東北コミュニティとの交流を本格的に再開した。人が動く、物が動く、そして状況が動く。東京は魔術師を送り出し、北海道からは魔獣使いが、東北からは狩人が送り込まれてくる。それは止まっていた血流が廻り出すように活気を作り、絶え間なく生傷を抉られる災害の爪跡を癒した。稀代の魔法杖職人もまた、交流によってインスピレーションを受け次々と新作杖を作り世を驚かせる。
しかし良い事ばかりでもない。各地の交流の結果起きた魔女同士の痴情のもつれは大人の火遊びとなり、とんでもないモノを生み出してしまう……
良くも悪くも恋の炎が燃え上がる、情熱の第三巻!【電子限定!書き下ろし特典つき】
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Posted by ブクログ
継火の魔女の造形は予想外でした。あと、性癖も。面白いのは、大利が終始、継火の魔女の無知シチュ百合放火ックスに囚われている事。いや、改めて聞いても酷いな、無知シチュ百合放火ックス。(褒め言葉)まぁ、大利の反応も然もありなんってところ。
むしろ偉いぞ。青の魔女や火継の魔女にバラさず、無知シチュ百合放火ックスが残した火蜥蜴達をちゃんと育てて。
まぁ、戯言はさておき、興味深いのは東北、北海道の魔法の発展の違いの事。これは、元の職業や周りの環境、得た魔法などにも影響されてそうですが、違ったコミュニティ同士で違う技術発展をしているというのは面白いですね。そして、もう一つ。村雲の様な、魔法を使える事を隠す人達。東北の閉鎖的なコミュニティを見れば理解出来ますが、東京との違いを感じて面白かったです。
個人的に気になったのは構造色のグレムリン。これが、今後、どう発展するか楽しみにしています。
Posted by ブクログ
どんどん世界が広がる三巻目。
東京以外のコミュニティには別の魔法特性があるのがリアル。
東北は狩猟特化だし、北海道は牧畜特化なのがいかにもな感じ。
東北の時間を遅くする魔法はちょっとびっくりだけど。
オーバーテクノロジー過ぎない?
あと火継の魔女とか目玉の魔女とか一巻から名前は出てきてるけどちゃんと姿を見たのは初めてで、思ってたのとちょっと違った。特に目玉の魔女はもっと年嵩のおばさん(失礼!)だと思っていた。
そしてなんと火蜥蜴がペットに!いやカワイイ^^
あと、闇商人の話とか、ダイダラボッチ討伐時の秘かな英雄の話とか、ちょっとした余談短編的なお話がかなり楽しくて好き。
さて青の魔女と大利の関係は少し進んだ(名前よびとか)けどさらなる進展はまだかなあー。
次巻に期待だね!