【感想・ネタバレ】八雲の妻 小泉セツの生涯のレビュー

あらすじ

今秋の、NHK朝ドラ「ばけばけ」で
制作の核として本書を使用!

小泉八雲の妻・セツの人生がこの一冊に凝縮!

出雲・松江でラフカディオ・ハーン(小泉八雲)とめぐり合い、
人生の伴侶であっただけでなく、『怪談』などの
再話文学創作における最高のアシスタントでもあった小泉セツ。
そんな一人の女性の生涯を、豊富な資料をもとに丁寧に
描き出した唯一無二の力作評伝。

本書には夫・ハーンとの生活や思い出を綴ったセツによる
回顧録「思ひ出の記」も収録。
巻末にはセツの『英語覚え書帳』、セツ・ハーンの略歴年譜も収録!

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Posted by ブクログ

巻末に、小泉八雲・セツ曾孫である小泉凡氏が、解説を寄せている。
 セツが3歳の頃、来日したフランス顧問団のある人物から虫眼鏡を貰っていなかったら、後年、ラフカディオ・ハーンと夫婦になる事も或はむずかしかったかもしれぬ…と言うエピソードが綴られている。
 出会いの大切さを感じた!
 
 本書に収録されている小泉八雲との暮らしを追想したセツによる回想録「思ひ出の記」は、口述筆記だと明かされている。

 巻末にあるセツの「英語覚えが帳」面白い。
ハーンが言ったと思われる英語
セツが聴き取り書き写したもの
セツが記した「意味」

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2025年11月17日

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